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はちみつスプーンの選び方|垂れにくい形・素材の違いと使い方

はちみつスプーンの選び方|垂れにくい形・素材の違いと使い方

はちみつの瓶からスプーンを引き上げると、糸を引いたまま止まらない。

ハニーディッパーと呼ばれる溝つきの棒は、この垂れを溝の間に絡め取って回しながら移す道具で、皿型のスプーンは掬った量をそのまま器に落とす道具です。

選ぶ前に決めるのは、垂らして使いたいのか、小さじ1(5ml)単位で量を管理したいのかという一点です。

ここが決まると、素材と柄の長さはほぼ自動的に絞れます。

本記事では、形で変わる使い勝手・素材ごとの手入れと食洗機の差・瓶の深さに合う柄の長さの決め方を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

はちみつスプーンで最初に決まるのは、垂らすか計るかです

トーストやヨーグルト、紅茶に落とすだけなら、必要なのは「途中で垂らさずに運べること」だけです。

この場面では溝つきのディッパーが素直に働きます。

溝に入ったはちみつは表面張力で保たれ、回しながら運ぶあいだは落ちにくく、器の上で回すのを止めると落ち始めます。

一方、パン生地やドレッシング、ドリンクのレシピのように分量が決まっている使い方では、ディッパーは不向きです。

溝に保持できる量は毎回同じにならず、目盛りもありません。

量を揃えたいなら、皿の深いスプーンか計量スプーンを使ってください。

ただしはちみつは粘度が高く、すり切っても道具側に残ります。

小さじ1をすり切って入れても、器に落ちるのは狙った量よりわずかに少なくなります。

厳密に合わせたいときは、はかりで重さを量るほうが確実です。

小さじ・大さじが何mlに相当するかは計量スプーンの分量早見表で解説しています。

つまり、はちみつ専用のスプーンが要るのは「かける」用途、計量スプーンで足りるのは「レシピどおりに入れる」用途です。

両方やる家庭なら、専用スプーンを瓶に差しておき、計量は別の道具で行うのがいちばん手数が少なくなります。

溝つきディッパーと皿型スプーン、形の違いで変わること

溝つきのハニーディッパー

先端に何本もの溝が円周状に刻まれた棒で、溝の間に薄い膜としてはちみつを保持します。

回しながら移せるので落ちにくく、瓶の口をぬぐう動きもしやすい形です。

代償は洗いにくさで、溝が細かいほど間に残ります。

皿が深い専用スプーン

ティースプーンより皿が深く、縁が立ち上がった形です。

掬える量が多く、垂れも縁で受け止められます。

器に落とすときはスプーンを傾けて待つ必要があり、ディッパーのように回して切ることはできません。

洗うのはこちらが楽で、凹凸が少ないぶん残りません。

細い先端・平たいタイプ

先端が細くとがった棒状のものや、ヘラに近い平たいものもあります。

細い棒は瓶の底に残った分を集めやすく、平たいタイプはパンに広げる動作まで一本でこなせます。

ただし保持できる量は少ないので、たっぷりかけたい人には向きません。

はちみつスプーンの素材は、手入れの手間で選び分けます

木・竹

ディッパーで最も多い素材です。

軽く、瓶や器に当たっても音が出ません。

ただし木は水を吸うため、長い浸け置きで毛羽立ちや割れが出ます。

無塗装のものは食洗機に対応していない例が多く、乾燥機の熱でも反ることがあります。

洗ったら水気を拭き、立てて乾かしてください。

ステンレス

においや色が移りにくく、変形もしません。

ディッパー形にもスプーン形にもあります。

金属なので瓶の内壁に当たると音が響き、ガラス瓶では気になる人もいます。

食洗機に入れられる製品が多い素材ですが、可否は本体表示と取扱説明書で確認してください。

シリコン・樹脂

シリコンはしなるので、瓶の内壁に残った分をこすり取れます。

ヘラ形のものは容器を空にしやすい形です。

耐熱の上限は製品ごとに違い、食洗機や乾燥機に入れられるかも表示で分かれます。

樹脂製は傷が付くと汚れが残りやすくなるので、白く曇ってきたら交換の合図になります。

ガラス

透明なディッパーで、はちみつの色がそのまま見えます。

においも色も移りません。

落とすと欠けるため、シンクで扱うときは注意してください。

タイプ別に、向いている人と避けたい人

タイプ形と素材の特徴向いている人
木・竹のディッパー溝で保持し、回して運ぶ。軽く、器に当たっても音が出ない毎朝トーストやヨーグルトにかける人。手洗いを面倒に思わない人
ステンレスのディッパー溝の形は同じで、におい移りと変形がないにおいや衛生面を優先したい人。食洗機を使いたい人
皿の深いステンレススプーン掬う量が多く、凹凸が少ないので洗いやすいたっぷりかける人。溝の掃除を避けたい人
シリコンのヘラ形しなって内壁をこすれる。パンに広げる動作もできる瓶を最後まで使い切りたい人
ガラスのディッパーにおい・色が移らず、中身が見える食卓にそのまま出したい人。落下に注意できる人
家庭のティースプーンで兼用皿が浅く垂れやすいが、追加購入がいらない使う頻度が月に数回の人

逆にディッパーを避けたほうがよいのは、洗い物を家族に任せている家庭と、砂糖の代わりに毎日レシピで量を決めて使う人です。

前者は溝の洗い残しが起きやすく、後者は目盛りのない道具で毎回量がぶれます。

手持ちのカトラリーで足りるかを先に考えたい場合は、カトラリーセットの枚数の目安で人数別の考え方を解説しています。

瓶の深さから決めるスプーンの柄の長さ

市販のはちみつは背の高いガラス瓶やプラスチックボトルに入っていることが多く、残りが半分を切ると柄の短いスプーンでは指まで沈みます。

買う前に、いま使っている瓶の口から底までの内側の深さを測ってください。

柄はそれより2〜3cm長いものを選べば、底の分を集めるときも指が汚れません。

もう一つ測るのは瓶の口の内径です。

ディッパーの先端は太いものが多く、口の狭い瓶には入りません。

とくにチューブ型や逆さボトルの容器はスプーンが入らない構造なので、この場合はスプーンではなく容器から直接絞る前提で考えます。

詰め替え用の広口容器に移すなら、口の内径よりディッパーの最大径が細いことを確認してください。

柄の太さも見た目より差が出ます。

細い丸棒は回す動作がしやすく、平たい柄は指が滑らずに止まります。

回して垂れを切る使い方をするなら、細めの丸柄のほうが扱いやすいでしょう。

100円ショップの売り場で実物を比べられる場合は、サイズ展開の考え方をダイソーの計量スプーンのサイズと使い分けで解説しています。

はちみつスプーンの選び方でよくある外し方

いちばん多いのは、洗ってすぐ濡れたまま瓶に戻す使い方です。

はちみつは水分が少ないことで日持ちしますが、水が入ると薄まった部分から発酵や変質が起きます。

瓶に差したままにする専用スプーンなら、洗ったあとに完全に乾かしてから戻してください。

次が、木製ディッパーを食洗機に入れてしまうことです。

庫内の熱と長時間の水流で、毛羽立ちや割れ、反りが出ます。

食洗機で洗いたいと決まっているなら、最初からステンレスか、食洗機対応と表示されたものを選ぶほうが早いです。

表示は本体・柄・パッケージのどこかに書かれていることが多く、記載がない場合は取扱説明書で確認してください。

三つめは、来客用の使い捨てスプーンを常用にしてしまうことです。

薄い樹脂スプーンは皿が浅く、粘度の高いはちみつでは柄がたわみます。

繰り返し使う前提の樹脂スプーンとは厚みも耐熱も別物なので、違いはプラスチックスプーンの使い捨てと繰り返し使う違いで解説しています。

使ったあとの洗い方と、置き場所の決め方

はちみつは水に溶けるので、使ったらすぐにぬるま湯を当てるだけで大部分は流れます。

厄介なのは放置して固まったあとで、溝の底に残った分はスポンジの面では届きません。

時間が経ったものは、ぬるま湯を張った器に先端だけ数分浸け、緩んだところで柔らかいブラシを当ててください。

木製を長時間浸けるのは避けます。

洗ったら、水気を拭いて先端を上にして乾かします。

引き出しに寝かせて入れると溝の内側が乾かないので、コップに立てるか水切りに掛けるほうが確実です。

瓶に差したままにする使い方は手数が少ない一方、瓶の口を開けている時間が長くなるとほこりや虫が入ります。

密閉できるふたつきの容器に移し、スプーンは外に置くほうが管理しやすいでしょう。

買い替えの目安は素材で分かれます。

木は表面が毛羽立って黒ずんだら、樹脂は皿の内側が白く曇って傷が目立ってきたら替えてください。

ステンレスとガラスは変形や欠けが出るまで使えます。

カトラリーの素材ごとの寿命の考え方はフォークアンドスプーンの素材とサイズの比較でも解説しています。

よくある質問

ハニーディッパーは使いにくいと聞きますが本当ですか

量を計る道具として使うと不便です。

溝に保持される量は毎回変わり、目盛りもありません。

かける量を目分量で決める使い方なら、垂れを回して止められるぶん皿型スプーンより扱いやすいです。

用途を分けて考えてください。

普通のティースプーンで代用できますか

できます。

皿が浅いぶん途中で垂れやすく、柄が短い瓶では指が入るという点だけ不便です。

使う頻度が月に数回なら、専用品を足す必要はありません。

スプーンを瓶に入れたままにしても大丈夫ですか

乾いたスプーンであれば入れたままにする使い方はできますが、ふたが閉まらない状態で放置するのは避けてください。

水滴が付いたスプーンを戻すと、その周囲だけ薄まって変質の原因になります。

木製のはちみつスプーンは食洗機に入れられますか

入れられない製品が多いです。

木は水を吸って膨らみ、乾くときに反ります。

可否は製品ごとに違うので、本体表示と取扱説明書を確認してください。

食洗機で洗いたいなら、対応と明記されたステンレス製を選ぶほうが確実です。

1歳未満の子どもに使うスプーンとして選んでよいですか

スプーンの種類にかかわらず、1歳未満の乳児にはちみつを与えないよう厚生労働省が注意を呼びかけています。

乳児ボツリヌス症を防ぐためで、加熱しても防げません。

取り分けに使ったスプーンの扱いも含めて不安がある場合は、医療機関に相談してください。

まとめ

はちみつスプーンは、かけるための道具と量を決めるための道具が別だと考えると迷いません。

回して垂れを止めたいなら溝つきのディッパー、掬う量を多くして洗いやすさも取るなら皿の深いステンレススプーン、瓶を使い切りたいならしなるシリコンのヘラ形が合います。

素材選びで最後に残るのは、食洗機を使うかどうかと、洗ったあと乾かす手間を許せるかどうかです。

そのうえで、いま家にある瓶の深さと口の内径を測っておくと、届かない・入らないという買い直しを避けられます。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と柄の長さの決め方を参考に、自分の使い方に合う1本を選んでください。

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