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保温弁当箱の選び方|スープジャーとの違いと容量の目安一覧

保温弁当箱の選び方|スープジャーとの違いと容量の目安一覧

保温弁当箱の棚には、ステンレスの筒が2〜3本入った大きなセットと、樹脂のケースにご飯容器だけステンレスという小ぶりな箱が並んでいます。

サーモス、象印、スケーターと名前が並ぶ売り場で最初に決まるのは、メーカーではなく「どこまで温かいまま食べたいか」です。

ご飯だけ温かければいいのか、おかずと汁物まで温かくしたいのかで、必要な容量もかばんに入る大きさも、洗う部品の数も変わります。

本記事では、保温容器とランチジャーの違い、タイプ別の向き不向き、容量の決め方、食洗機とレンジへの対応の確かめ方を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

弁当箱の保温は保温容器とランチジャーに二分

弁当箱保温という言葉で売り場に並んでいる商品は、大きく2タイプです。

ひとつは真空二重のステンレス容器を単品または2本組で使うもので、ご飯やスープだけを温かい状態で持ち歩きます。

もうひとつがランチジャーと呼ばれるタイプで、ご飯・おかず・汁物の容器を専用の保温ケースにまとめて収めます。

前者は弁当箱の一部だけが保温され、後者はセット全体で一食分をまとめて運ぶという違いがあります。

似た言葉もいくつか混ざっています。

スープジャーは食品用の魔法瓶を単体で使うもので、弁当箱のようにご飯とおかずを仕切って詰める構造ではありません。

保温ジャーは炊飯器の保温機能を指して使われる場合があるので、弁当箱を探すときの検索語としては噛み合わないことがあります。

冷たいまま持ち歩きたい場合は保温ではなく保冷の話になります。

そもそも職場や学校に電子レンジがあって、昼に温め直せる環境なら、保温機能のない樹脂の弁当箱で足りる場面も多くあります。

用途ごとの選び分けとサイズの目安は弁当箱の人気タイプの比較で解説しています。

弁当箱の保温を支える真空二重構造と樹脂製の違い

保温の中心にあるのは真空二重構造です。

ステンレスの内側と外側の間の空気を抜いて真空にすることで、熱が外へ伝わる経路を減らします。

水筒やスープジャーと同じ考え方の構造で、樹脂の単層容器のように壁を通してそのまま熱が逃げる作りとは別物です。

保温ケースと真空二重容器は別のもの

ここを混同すると買ってから後悔します。

「保温ケース付き」と書かれた製品のケースは発泡樹脂などの断熱材で、温度が下がる速さを緩めるねらいの部品です。

真空二重容器そのものではありません。

ご飯容器だけが真空二重で、おかず容器は常温で持ち歩く前提という構成の製品も多くあります。

そのため、仕様欄で「まほうびん構造」「真空二重」と書かれているのがどの容器なのかを、買う前に確かめてください。

ご飯容器だけの表記であれば、おかずは冷たいまま食べることになります。

おかずも汁物も温かくしたいなら、容器が複数とも真空二重になっているタイプか、ケース全体で保温するランチジャーを選ぶ必要があります。

弁当箱の保温優先な作りと、その代償

メーカーが公表しているのは保温効力という数値で、「満量・室温20度・6時間後に何度以上」のような条件つきで示されます。

条件が付いているのは、実際の温度が中身の量・外気温・詰めてからの時間・開け閉めの回数で変わるためです。

容器を半分しか埋めなければ公表条件から外れますし、冬の屋外に置けば下がり方も変わります。

「何時間でも熱いまま」という読み方はできません。

断熱をねらった作りには代償もあります。

ステンレス容器と保温ケースを合わせるぶん重くなり、かばんの中で占める容積も樹脂の弁当箱より大きくなります。

容器・蓋・パッキン・ケースと部品が増えるので、毎日の洗い物も増えます。

ステンレス容器は電子レンジに入れられないため、職場で温め直す使い方には向きません。

向かないのは、レンジが自由に使える職場の人、荷物をできるだけ小さくしたい人、そして夏に冷たいまま持ち歩きたい人です。

夏場の弁当は保温より保冷の設計になるので、弁当箱の保冷と保冷剤・保冷バッグの使い分けで解説している考え方に切り替えたほうが噛み合います。

タイプ別に見る弁当箱の保温と、誰に向くか

ご飯だけを保温するタイプ

真空二重のご飯容器に、おかずは樹脂の容器で持つ構成です。

セット全体が小さく軽いので、通勤かばんに入れたい人や、おかずは冷たくても気にならない人に向きます。

おかず容器がレンジ対応でも、ステンレスのご飯容器は入れられません。

樹脂の弁当箱と組み合わせる製品の作りはスケーターの保温弁当箱のタイプ別の選び方で解説しています。

丼タイプ

ご飯の上に具をのせて食べる形で、カレーや牛丼のような献立をそのまま持ち出せます。

汁気の多い具を別容器に分ける構造かどうかで、漏れへの強さが変わります。

同じ献立を繰り返し持っていく人向きです。

容量と汁もれの考え方は保温弁当箱の丼タイプの選び方で解説しています。

フルセットのランチジャー

ご飯・おかず・スープの容器を保温ケースに収めるタイプで、汁物まで温かい状態で運びたい人に向きます。

そのぶん大きく重く、専用の袋で持つ前提の製品もあります。

食堂のない現場で働く人や、しっかり食べたい人が選ぶ形です。

容量の刻み方は象印の保温弁当箱とランチジャーの比較で解説しています。

容量は食べる量、弁当箱の保温範囲は時間で決める

最初に決めるのは容量です。

保温弁当箱のご飯容器は「ごはん◯杯分」という表示が付いていることが多く、茶碗1杯をおよそ150〜180gとして換算されます。

自分がいつも食べている量が茶碗1杯半なのか2杯なのかを先に決めれば、候補は一気に絞れます。

少食の人が大きい容器を選ぶと中身が減り、公表されている保温効力の条件からも外れます。

満量に近いほうが温度は保ちやすいので、容量は大きめではなく実際に食べる量に合わせてください。

次に決めるのが、どこまで保温するかです。

朝に詰めて昼に食べるまでの時間はだいたい4〜6時間で、公表値の条件とほぼ重なります。

通勤時間が長い人や、昼が遅い人は、ご飯容器だけの保温では物足りなくなることがあります。

おかずも汁物も温かくしたいならランチジャー、荷物を軽くしたいならご飯だけの保温という順で選ぶと迷いません。

メーカーごとの容量の刻みはサーモスで容量とタイプの違いと選び方の目安を、横並びで比べたい場合は容量・保温力・タイプの比較で解説しています。

食洗機とレンジへの対応は本体・蓋・パッキンで分かれます

「食洗機対応」の表示は、セットの全部品にかかっているとは限りません。

樹脂のおかず容器は対応でも、真空二重のステンレス容器は不可としているメーカーがあり、パッキンだけ手洗い指定という製品もあります。

確かめる場所は容器の底や側面の表示と、取扱説明書の部品ごとの一覧です。

部品名で書かれているので、買ったあとに説明書を捨てないでください。

電子レンジも同じで、部品ごとに条件が違います。

ステンレスの真空二重容器は入れられません。

樹脂容器はレンジ対応表示のあるものだけが対象で、蓋は外すか少しずらす指定になっている製品が多くあります。

保温ケースをレンジに入れる想定の製品はほとんどありません。

おかずを温め直したい使い方が中心なら、保温弁当箱よりレンジ対応の樹脂弁当箱のほうが噛み合います。

においとパッキンの替えどきの見分け方

においが残るときにまず疑うのは、パッキンの溝と蓋のねじ山です。

パッキンが外せる構造なら毎回外して洗い、乾かしてから戻してください。

分解できる部品が多い製品は洗う手間が増えますが、においや汚れが残りにくくなります。

ステンレス部分に塩素系漂白剤を使うと腐食の原因になるため、使わないでください。

落ちない着色やにおいへの対処は、メーカーが指定している手入れ方法を確認してから試してください。

替えどきの目安になるのはパッキンです。

弾力がなくなって平らにつぶれてきたもの、切れや欠けがあるもの、洗っても戻らない変形が出たものは、漏れの原因になります。

多くのメーカーがパッキンや蓋を交換部品として扱っているので、本体の品番を控えて取扱店やメーカーの窓口に問い合わせてください。

本体側では、外側が熱くなる、以前より早く冷めるという変化が出たら、真空層が傷んでいる可能性があります。

この部分は部品交換で直せないので、買い替えの判断になります。

落として大きくへこませたときも同じです。

よくある質問

保温弁当箱におかずを入れても大丈夫ですか

容器ごとに指定が違うので、取扱説明書を確認してください。

おかず容器は保温されない前提の製品が多く、加熱したおかずは冷ましてから詰めるよう案内されている例があります。

生野菜やマヨネーズであえたものは避けるよう書かれている製品もあります。

どのくらいの時間、温かいままですか

メーカーは満量・室温20度・6時間後といった条件つきで保温効力を公表しています。

実際の温度は中身の量、外気温、詰めてからの時間で変わるため、公表値をそのまま持ち時間として読むことはできません。

中身が少ないほど下がりやすくなります。

電子レンジで温め直せますか

ステンレスの真空二重容器は電子レンジに入れられません。

樹脂容器はレンジ対応の表示があるものだけが対象で、蓋の扱いにも指定があります。

容器の表示と説明書で部品ごとに確認してください。

パッキンだけ買い替えられますか

交換部品としてパッキンや蓋を扱っているメーカーがあります。

取扱いは製品や時期によって変わるので、本体の品番を控えて取扱店やメーカーの窓口で確認してください。

部品が手に入る製品なら、本体を買い替えずに漏れを直せます。

まとめ

保温弁当箱を選ぶときは、ご飯だけを保温するのか、おかずと汁物まで温かくしたいのかを最初に決めてください。

そこが決まれば、あとは実際に食べるご飯の量から容量を選び、食洗機とレンジへの対応を部品ごとに確かめるだけです。

「保温ケース付き」と「真空二重容器」は別物で、どの容器が保温されるのかは仕様欄に書かれています。

ぜひ本記事のタイプ別の向き不向きと容量の決め方を参考に、自分の昼の食べ方に合う1台を選んでください。

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