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携帯用キッチンバサミの選び方|サイズと持ち運び方の目安

携帯用キッチンバサミの選び方|サイズと持ち運び方の目安

アウトドア用品の売り場で携帯用のキッチンバサミを手に取ると、パッケージに載っているのが収納時の全長だけ、ということがあります。

刃渡りは刃の根元から先端までの長さで、全長は持ち手まで含んだ寸法ですから、全長の数字だけで選ぶと持ち手が長いだけで刃の短い製品を引き当てます。

さらに刃物の持ち歩きは銃刀法と軽犯罪法の対象で、はさみについては刃体の長さ8センチが一つの区切りになります。

本記事では、携帯用キッチンバサミの寸法表記の読み方・折りたたみ式と分解式の違い・持ち歩くときの法律上の注意を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

携帯用キッチンバサミは「畳めるか分解できるか」で分かれます

「携帯用」という表示そのものに規格はありません。

メーカーが持ち運びを想定して作ったという意味でしかないので、まず収納のしかたで3タイプに分けて見てください。

分け方が決まれば、かばんの中でどう収まるかと、使ったあとどう洗うかがほぼ同時に決まります。

タイプ構造向いている持ち歩き方
折りたたみ式支点を軸に刃を持ち手側へ畳む収納時の全長を短くしたい人。ポーチやペンケースに入れる場合
分解式(セパレート)支点が外れて刃が2枚に分かれる使うたびに洗いたい人。2枚ぶんの幅を取ってもよい場合
ケース・鞘つきの固定刃畳めない代わりに刃先カバーが付く切れ味と強度を優先する人。収納スペースに余裕がある場合

折りたたみ式は畳むと刃が隠れますが、支点の周りに食材のかすが残りやすい構造です。

分解式は洗いやすい反面、支点の噛み合わせが緩むと切れ味が落ちるので、組み直したときにガタつかないかを確認してください。

分解して洗える構造そのものの違いはヘンケルスのキッチンバサミの分解洗い対応モデルで解説しています。

携帯キッチンバサミのサイズ表記は全長・刃渡り・収納寸法の3つ

商品ページに数字が3つ並んでいても、どれが何を測った値かは書かれていないことがあります。測っている場所が違うので、比べるときは同じ項目どうしで並べてください。

刃渡りは「切れる長さ」、全長は「かばんの中で占める長さ」

刃渡りは刃の根元から先端までで、ここが短いと鶏肉の厚い部分や昆布のような硬いものを1回で切り落とせず、何度も刃を入れ直すことになります。

全長は持ち手の端まで含んだ寸法なので、全長が長くても刃渡りが伸びるとは限りません。

携帯用は持ち手を小さくしている製品が多く、全長のわりに刃渡りが確保されている場合も、その逆もあります。

刃渡りごとの向き不向きはキッチンバサミのおすすめ選び方で解説しています。

収納時の寸法は厚みまで見る

折りたたみ式は畳んだ状態の全長が別に書かれています。

見落としやすいのは厚みで、畳むと刃が2枚重なるぶん、使用時よりも厚くなる製品があります。

ケースに入れて持ち歩くなら、ケースを含めた寸法で考えてください。

弁当袋の隙間に差すつもりなら、長さより厚みのほうが入るかどうかを決めます。

刃の素材表記の読み方|ステンレス刃物鋼と18-8は別の話

刃の欄に「ステンレス刃物鋼」とあれば、刃として硬さを出すために作られた鋼材という意味です。

一方、カトラリーや洋食器で見かける18-8や18-0は、クロムとニッケルの配合を示す材質の区分で、数字が大きいほど刃がよく切れるという意味ではありません。

同じステンレスでも用途が別なので、混同しないでください。

刃先の形も表記されています。

片刃に細かいギザ(波刃)が入ったものは、表面がつるつるした食材でも滑りにくくなる形状で、袋やフィルムを切る場面でも使われます。

ギザ刃が向く食材はギザギザ刃のキッチンバサミの解説で扱っています。

刃にフッ素樹脂加工を施した製品もありますが、加工が落ちたあとの切れ味や、食洗機に入れてよいかは製品ごとに条件が違うので、本体表示と取扱説明書で確認してください。

持ち歩く場面から携帯用を決める手順

サイズと素材の読み方が分かれば、あとは使う場面から逆算するだけです。持ち歩く先で何を切るかを1つ決めると、刃渡りと収納タイプがほぼ一通りに決まります。

職場や外出先で弁当・食事用に使う場合

切る対象はのりや麺、子どもの食事の一口サイズへの取り分けが中心なので、刃渡りは短くてかまいません。

優先するのは、刃先が露出しない収納と、使ったその場で拭き取れる形です。

分解式は洗い場が無いと組み直しが面倒になるので、外出先で洗えない前提なら折りたたみ式かケースつきのほうが扱いやすいでしょう。

キャンプや屋外調理で使う場合

肉や根菜を切るなら刃渡りが要るうえ、力をかけたときに支点が緩まない強度も必要です。

栓抜きやうろこ取りが付いた製品は1本で済ませたくなりますが、付属機能のぶん刃の根元が厚くなって切れ味に影響する場合があります。

どこまで兼ねるかの線引きは多機能キッチンバサミの選び方で解説しています。

刃物の携帯には銃刀法と軽犯罪法の制限があります

キッチンバサミであっても、持ち歩けば刃物の携帯にあたります。

銃刀法では、刃体の長さが6センチを超える刃物を正当な理由なく携帯することが禁じられていて、はさみについては政令で、刃体の長さが8センチ以下で先端部が著しく鋭くなく刃も鋭利でないものが除かれています。

つまり先端が尖った携帯用のキッチンバサミは、刃体が短くても除外されるとは限りません。

加えて軽犯罪法では、正当な理由なく刃物を隠して持ち歩くことが禁じられています。

調理に使う予定があって持ち出す日に、ケースに入れて運ぶ。

この使い方から外れる持ち歩き方はしないでください。

判断に迷う場合は条文と所轄の警察の案内を確認してください。

なお航空機に持ち込めるかどうかは別の基準で、刃物類は機内持ち込みの対象外として預け入れを求められるのが通常です。

サイズと分解の可否はどこに書いてあるか

紙パッケージの製品なら、裏面か側面の仕様欄に「全長」「刃渡り」「材質」「耐熱温度」がまとめて印刷されています。

ブリスターパックの場合は台紙の下部です。

通販では商品説明の下にある仕様表を見て、刃渡りの記載が無ければ、全長だけで刃の長さを推測しないほうが無難です。

分解できるかどうかは、仕様欄ではなく「お手入れ方法」の欄に書かれていることがあります。

食洗機への対応も同じ欄で、本体は対応でもケースや樹脂の持ち手は手洗い指定という製品があるため、どの部品の話かまで読んでください。

売り場ごとの表示の細かさの違いは百均のキッチンバサミの売り場と使い勝手で解説しています。

よくある質問

携帯用のキッチンバサミは普通のキッチンバサミより切れ味が落ちますか

畳む構造や分解する構造を入れたぶん、支点まわりの作りは固定刃より複雑になります。

ただし切れ味を決めるのは刃の鋼材と研ぎ方で、携帯用だから一律に劣るとは言えません。

比べるときは刃渡りと刃の材質表記を見てください。

折りたたみ式と分解式のどちらを選べばいいですか

外出先に洗い場があるかで決めてください。洗って持ち帰れるなら分解式、その場で拭くだけになるなら、刃が隠れて汚れが付きにくい折りたたみ式のほうが扱いやすいです。

刃先が尖っているものは避けたほうがいいですか

食材の中心に差し込んで切り始める使い方をしないなら、丸みのある刃先のほうがケースを傷めにくく、携帯には向きます。先端が鋭い製品は、銃刀法で除外されるはさみの条件からも外れる可能性があります。

まとめ

携帯用のキッチンバサミは、全長ではなく刃渡りで切れる長さが決まり、折りたたみ式か分解式かで洗い方と収納のしかたが決まります。

素材欄の18-8は洋食器の材質区分で、刃の硬さとは別の話です。

持ち歩き方については銃刀法と軽犯罪法の制限がかかるので、使う予定のある日に、ケースに入れて運ぶという前提を崩さないでください。

ぜひ本記事の3タイプの比較表とサイズ表記の読み方を参考に、持ち歩く場面に合う1本を選んでください。

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