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ステンレス急須の選び方|容量の目安と茶こしの網目の違い

ステンレス急須の選び方|容量の目安と茶こしの網目の違い

売り場で「ステンレスの急須」を探すと、全体が銀色の金属製の急須と、陶器の本体にステンレスの茶こしを組み込んだ急須が同じ棚に並んでいます。

ステンレスという表記は本体の材質を指す場合と、茶こしの網だけを指す場合があり、この2つは選ぶ基準も手入れの方法も別です。

材質欄の18-8とSUS304は同じ材質の別表記で、18-0(SUS430)になるとニッケルを含まず磁石が付きます。

容量表記も、縁まで入れた満量なのか実際に注げる量なのかがメーカーでそろっていません。

本記事では、ステンレス表記の読み分け・18-8と18-0の違い・容量とサイズの決め方を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

急須のステンレス表記は、本体と茶こしのどちらを指すのか

ステンレス急須と呼ばれるものには、本体そのものが金属の急須と、陶器や磁器の本体にステンレスの茶こしを組み合わせた急須の2タイプがあります。

本体が金属のものは落として割れる心配が小さく、板を絞った薄く軽いものから、中を二重にして外側が熱くなりにくくしたものまで幅があります。

陶器本体のほうで「ステンレス」と書かれているのは網の部分だけなので、本体の性質は陶器のままです。

見分けるには、商品ページの材質欄を見てください。

本体・蓋・つる(持ち手)・茶こしが別々に書かれていれば、どこが金属なのかが分かります。

網の形と目の細かさで抽出も洗いやすさも変わるので、そこは急須の茶こしの選び方で解説しています。

ステンレスの18-8と18-0は、数字の大小ではありません

18-8や18-0は品質の順位ではなく、含まれる金属の割合を表す材質の区分です。

前の数字がクロム、後ろの数字がニッケルの比率で、18-8ならクロム18%・ニッケル8%を意味します。

ニッケルが入るとさびにくくなり、含まない18-0は磁石が付きます。

表記意味選ぶときの見方
18-8(SUS304)クロム18%・ニッケル8%水に触れる時間が長い茶こしや本体に向く。磁石はほとんど付かない
18-0(SUS430)クロム18%・ニッケルなし磁石が付く。ぬれたまま置くとさびが出やすい
「ステンレス」のみ区分の記載なし材質は判断できないので、水気を残さない前提で手入れする

磁石で分かる範囲

手元の製品が「ステンレス」としか書かれていないときは、冷蔵庫の磁石を当てると見当が付きます。

ほとんど付かなければ18-8のほうで、はっきり付けば18-0です。

ただし加工の具合で18-8でも弱く反応することがあり、磁石が付くかどうかで加熱に使えるかは決まりません。

急須の容量表記は満量で、注げるのは8割ほどです

容量欄のミリリットルは、多くの場合が縁まで水を入れた満量です。

実際に湯を張れるのは注ぎ口の高さまでで、蓋が沈む分も引かれるため、注げる量は表記の8割前後にとどまります。

茶葉が湯を吸う分も加わるので、湯呑に落ちる量はさらに少なくなります。

ステンレスの二重構造では、この差がもっと大きくなります。

外側と内側の間に空気の層を持つ作りなので、外寸が同じでも内容量は一枚構造より小さくなるからです。

手に取れない通販で選ぶなら、容量だけでなく外寸の高さと口径も見ておくと、届いてから小さいと感じる失敗を避けられます。

人数と茶葉から、ステンレス急須のサイズを決める

一度に注ぐ杯数から容量を出す

湯呑1杯を70〜80mlで見積もり、一度に注ぐ杯数をかけると必要な量が出ます。

2人で2杯ずつなら300ml前後で、これを満量の8割として逆算すると、表記で350〜400mlあたりの急須が合います。

来客がある日に合わせて大きいものを選ぶより、注ぎ足す前提で小さめにしたほうが無難です。

大きい急須に少量の湯を入れると、茶葉が湯に浸りきらず抽出が安定しません。

茶葉に合わせて茶こしを選ぶ

深蒸し煎茶のように細かい葉が多い茶葉は、網の目が粗いと湯呑に粉が落ちます。

反対に、玉露や紅茶のように葉が大きく開くものは、かごが小さいと葉が広がりきりません。

素材ごとの相性と容量の考え方は急須の選び方で解説しています。

同じ容量表記でも入る量がそろわない理由

メーカーごとに、容量欄へ何を書くかの基準が違います。

満量で書くところ、実用容量として注げる量を書くところ、両方を併記するところがあり、同じ400mlでも使える量は変わります。

蓋が深く沈む形か、注ぎ口の付け根が高い位置にあるかでも、張れる湯の高さは上下します。

容量欄に満量か適正量かの但し書きがあればその数字で判断し、書かれていなければ満量として8割で見積もってください。

そのうえで外寸の高さと口径を確かめ、洗うときに指が入るかまで見ておくと、表記のずれで外すことがなくなります。

サイズを外すと起きること、表示のどこを見るか

容量が大きすぎると、1人分を淹れる日に茶葉が湯に浸らず、味が決まりません。

注ぎきらずに湯を残せば抽出が続くので、二杯目が渋くなりやすいです。

小さすぎれば人数分に届かず、湯を継ぎ足す手間が増えます。

茶こし側では、かごの径が茶葉に対して小さいと葉が開かず、目が粗いと粉が湯呑に落ちます。

確認する場所は、パッケージ側面か通販の仕様表です。

材質が本体・蓋・つる・茶こしに分けて書かれているか、容量は満量か適正量か、外寸は高さと口径の両方が載っているかを見てください。

食洗機の可否は部品ごとに違い、本体は対応でも樹脂や木の持ち手、パッキンは手洗い指定という製品があるので、本体表示と取扱説明書で確認してください。

蓋や茶こしが外れない作りだと汚れの残る場所ができるため、洗いやすさの見方は急須が洗いにくい原因で解説しています。

よくある質問

ステンレスの急須は直火やIHにかけられますか

製品ごとに違うので、本体表示と取扱説明書で確認してください。

急須として売られているものは沸かした湯を注いで使う前提の設計が多く、加熱に対応していない製品もあります。

18-0のように磁石が付く材質でも、それだけでIHに使えるとは決まりません。

火にかける道具を探しているなら、南部鉄器の急須のサイズで解説している鉄瓶との違いから見ると判断しやすいです。

茶渋が落ちないとき、塩素系の漂白剤は使えますか

ステンレスに塩素系漂白剤を使うと腐食の原因になるため、勧められません。

ぬるま湯につけてから柔らかいブラシで網の目をなでる方法が基本で、金属たわしは表面に傷を付けます。

使える洗剤はメーカーが指定しているので、取扱説明書を確認してください。

ステンレスの茶こしだけを買い替えられますか

本体の型番に対応する茶こしを部品として扱っているメーカーがあり、その場合は網が目詰まりしても本体を使い続けられます。

取扱いは時期や店舗で変わるため、メーカーの部品案内か販売店へ問い合わせてください。

汎用の茶こしを入れるなら、本体の口径と深さに収まるかを実寸で確かめてください。

まとめ

ステンレス急須は、本体が金属なのか茶こしだけが金属なのかで選ぶ基準が変わり、材質欄の18-8と18-0は品質の順位ではなくニッケルの有無を表しています。

容量は満量表記が多いので、注ぐ杯数から必要な量を出して8割で逆算すると、届いてから小さいと感じることがありません。

ぜひ本記事の18-8と18-0の比較表と容量の見積もり方を参考に、自分が一度に淹れる杯数に合う一台を選んでください。

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