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まな板の削り直しはどこに頼む?自分で直す方法と目安

まな板の削り直しはどこに頼む?自分で直す方法と目安

長く使ったまな板の中央に包丁を寝かせると、刃の真ん中だけが浮いて両端が当たります。

ひのきやいちょうのまな板で起きる、使用面のくぼみです。

削り直しで戻せるのはこのくぼみと、表面近くでとどまっている黒ずみ、それに軽い反りまでで、芯まで入り込んだ黒ずみや割れは削っても残ります。

削る量も症状でまったく違い、黒ずみを薄く落とすだけなら#240前後の紙やすりで足りる一方、くぼみを消すには1mm単位で全面を落とすことになります。本記事では、削り直しが要るかどうかの見分け方、症状別に変わる削る深さ、自分で削る場合とメーカーに頼む場合の判断を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

まな板の削り直しが必要になる原因は、くぼみ・黒ずみ・反りの3タイプ

削り直しを考える状態は、起きている現象で3つに分かれます。どれなのかで削る深さも、そもそも削って直るのかも変わるので、最初に自分の板がどれに当たるかを決めてください。

包丁が当たる中央だけがくぼむ

木のまな板はやわらかいほど刃が入り、使う場所が偏るほど中央だけが減ります。

みじん切りを同じ位置で続けている板はとくに顕著で、端は元の高さのまま中央だけが下がるため、刃全体が板に当たらなくなります。

切り残しが出る、刻んだ野菜が切り口でつながる、といった現象はここから起きます。

洗っても落ちない黒ずみや着色

黒ずみの正体は一つではなく、木のアク、カビ、包丁や水道の鉄分と木の成分が反応した変色が混ざっています。

表面近くで止まっていれば削れば消えますが、木口(こぐち)に近い部分や繊維の奥まで染みたものは、削っても薄いしみが残ります。

カビが原因のものは木のまな板のカビの落とし方で扱っている手順を先に試したほうが、削る量を減らせます。

片面だけ乾いて起きる反り

水で濡れた面と乾いた面で木の伸び縮みに差が出ると、板は乾いた側へ反ります。

片面ばかり使う、濡れたまま平らに置く、壁にぴったり付けて立てる、といった使い方で起きやすく、置くとカタカタ動く状態になります。

反りは削って平らにできても、使い方が同じなら同じ向きに戻ります。

洗えば済むか、まな板の表面を削るしかないかの見分け方

切り分けは道具なしで数分でできます。

まずは板を水で濡らし、数分置いてから黒ずみを見てください。

濡れている間だけ色が薄まって見えるなら、着色は表面近くにとどまっています。

乾いても同じ濃さで残るものは、繊維の奥まで入っていると考えてください。

くぼみの判定には、まっすぐな定規か包丁の背を板の短い辺の方向に立てます。

中央で下に隙間ができ、両端だけが接していればくぼんでいます。

隙間が紙1枚ぶんで、刃が板にちゃんと当たるなら、削らずに洗い方と乾かし方の見直しで足ります。

反りは平らな台に置いて四隅を順に押すだけで分かり、対角に押すたびに板が動くなら反っています。においだけが残っていて表面に傷も色も見当たらない場合は、削るより先に洗い方の問題です。

まな板の洗い方の基本で解説している素材別の手順を試してから判断してください。

症状別に変わる削り直しの深さと手順

削り始める前に、その板が無塗装かどうかを確かめてください。

ウレタン塗装やオイル仕上げの板は塗膜を切ることになるため、製造元の案内を確認してから進めます。

削り粉は食品に触れる面に残るので、作業は屋外か新聞紙の上で行い、仕上げに必ず水洗いします。

黒ずみだけなら表面を薄く落とす

#180から#240程度の紙やすりを角材などの当て木に巻き、木目に沿って全面を同じ回数だけこすります。

中央だけを狙うとそこが凹んで平面が崩れるので、色が濃い場所も薄い場所も同じように動かしてください。

色が引いたら水で濡らして乾かし、起きた毛羽を#320前後で軽くならします。

くぼみは全面を均一に落とす

くぼみを消すには、いちばん低い位置まで板全体を下げるしかありません。

#120前後から始め、鉛筆で表面に薄く線を引いておくと、線が消えた場所が削れた場所になるので削り残しが分かります。

電動サンダーは一点で止めた瞬間にそこだけ掘れるため、慣れていないなら手作業のほうが失敗しません。

削り終わりは角と縁を軽く丸め、手に当たるささくれを残さないようにします。

自分で削る場合と、メーカーに依頼する場合の判断

手作業で現実的なのは、くぼみが浅い板と、黒ずみを薄く落とす作業までです。

全面を1mm以上落とす、反りを平らに戻す、といった作業になると、平面を出す技術と道具が要ります。

かんなは刃の調整だけで結果が変わるため、使い慣れていない状態で木のまな板の仕上げに使うと、かえって段差を作ります。

木製まな板の製造元や刃物店のなかには、有料の削り直し(研磨)を受け付けているところがあります。

受付の有無、送付の方法、仕上がりまでの日数、対応できる厚みの下限は会社ごとに違うので、持っている板の寸法と状態を伝えて問い合わせてください。

集成材の板や縁に金具が付いた板は、構造上断られることもあります。

依頼する場合は、削ったあとの厚みがどれくらいになるかも一緒に聞いておくと判断しやすいです。

削れば平面は戻りますが、厚みは戻りません。

残る厚みが薄く、次に傷んだときにもう削れないと分かっているなら、同じ出費で買い替えを選ぶ考え方もあります。

削っても直らないときに考える買い替えの目安

削り直しで対応できないのは、板を貫いているひび、接着した板どうしのはがれ、厚みが減って包丁を打ち込むとたわむ状態の3つです。

ひびの中は紙やすりが届かず、水と食材のかすが入り込むため、表面をいくら整えても中に残ります。はがれた継ぎ目も同じで、削れば接着面がさらに露出します。

黒ずみについては、全面を一度削ってもはっきり残る濃いしみなら、そこで止めるのが現実的です。

消そうとして削り続けると厚みだけが減り、平面も崩れます。

変色の見分け方と予防は木のまな板の黒ずみの原因と落とし方で解説しているので、削る前に読んでおくと削る量を決めやすくなります。

カビが取れないまま使い続けることは勧めません。

表面の色が落ちても内部に残っていることがあり、その状態で食材を切るのは衛生面で不安が残ります。

カビの生えたまな板を使ったあとに腹痛や体調の変化があった場合は、自分で判断せず医療機関に相談してください。

削り直しの間隔を延ばす使い方と、効果が薄い手入れ

削り直したあとに同じ使い方へ戻れば、同じ場所が同じように減ります。

切る位置を板の中で意図的にずらし、肉と野菜で面を分けて両面を交互に使えば、減り方が1か所に集まりません。

洗ったあとは水気を拭き、風が通る向きに立てて乾かします。

壁に密着させると片面だけ乾くため、反りの原因になります。

反りや黒ずみを含めた日々の手入れは木のまな板の黒ずみ・反り・臭いの直し方で解説しています。

効果が薄い対処

熱湯をかけても、くぼんだ木が膨らんで元の高さに戻ることはありません。

乾けば結局同じ形です。

オイルやろうを塗る手入れも、表面の水はじきは変わりますが、くぼみが埋まるわけではありません。

漂白剤は色を抜く薬剤で、形を直す力はないため、くぼみの対処としては選ばないでください。

木のまな板への塩素系の使用はメーカーが推奨していない場合があり、判断の材料は木のまな板にハイターを使う前の注意点で解説しています。

次に買うときの条件

削り直して長く使う前提なら、厚みに余裕がある板を選んでください。

薄い板は一度削るだけで残りがなくなります。

樹種では、ひのきのように適度な硬さで乾きが早いものが減り方と手入れのバランスを取りやすく、樹種ごとの扱い方はひのきまな板の手入れ方法で解説しています。

よくある質問

まな板の削り直しは何年に一度やるものですか

年数では決まりません。

定規を当てて中央に隙間ができたとき、または全面を削らないと黒ずみが消えないと分かったときが目安です。

毎日使う家庭と週末だけ使う家庭では、同じ板でも減り方が何倍も違います。

プラスチックのまな板も削り直せますか

業務用の厚い樹脂製まな板には研磨を受け付けている業者がありますが、家庭用の薄い板は削れる厚みが残っていないことが多いです。耐熱の表示や厚みを確認し、削ったあとにたわむようなら買い替えを選んでください。

削ったあとにオイルを塗る必要はありますか

無塗装の木のまな板なら、塗らずに使う前提の製品がほとんどです。

もともとオイル仕上げの板だけは、製品に付いている案内に従って同じ種類の油で整えてください。

食品に触れる面なので、用途の指定がない油を自己判断で使うのは避けます。

まとめ

削り直しで戻せるのは、中央のくぼみ、表面近くの黒ずみ、軽い反りまでです。

濡らして色が薄まるか、定規を当てて隙間ができるか、この2つを確かめれば、洗えば済むのか削るしかないのかはその場で分かります。

削る場合も、黒ずみなら表面を薄く、くぼみなら全面を均一に、と深さが変わります。

ひびや継ぎ目のはがれ、削る厚みが残っていない板は、手を入れても元に戻りません。ぜひ本記事の見分け方と症状別の手順を参考に、削って使い続けるのか買い替えるのかを決めてください。

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