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合成ゴムまな板の特徴とサイズの選び方|厚みと重さの目安

合成ゴムまな板の特徴とサイズの選び方|厚みと重さの目安

まな板の売り場で裏の品質表示を見ると、材質欄に「合成ゴム」と書かれたものと「エラストマー樹脂」と書かれたものが並んでいます。

合成ゴムは石油を原料にした弾性材料をまとめた呼び名で、パラゴムノキの樹液から作る天然ゴムとは原料そのものが別です。

どちらも黒やベージュの平らな板で、通販の写真だけでは区別がつきません。

厚みは8mmほどの薄手から20mmを超える業務用まであり、同じ縦横でも重さが倍近く変わります。

本記事では、合成ゴムという表示が指すもの・材質表示3タイプの見分け方・厚みと縦横の決め方を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

まな板の「合成ゴム」表示が指している素材

材質欄の「合成ゴム」は、石油を原料として人工的に作られた弾性材料の総称です。

天然ゴムに対する語なので、特定の1種類を指しているわけではなく、配合の違う複数の材料がこの1語にまとめられています。

まな板に使われる理由は、水を吸いにくいことと、乾湿で寸法が変わりにくいことの2つです。

木のまな板は水を吸って膨らみ、乾くと縮むので、使い方によっては反りが出ます。

合成ゴムのまな板はその動きがほとんどないため、薄い板でも平らを保ちやすい作りになっています。

刃を当てたときに表面がわずかに沈み、木のまな板に近い刃当たりになるという点も、業務用で選ばれてきた理由です。

代償もあります。

同じ縦横・同じ厚みなら、ポリエチレンなどの樹脂製より重い製品が多く、持ち上げて洗う動作が毎日続きます。

熱への強さも素材ごとに差があり、「ゴムだから熱湯をかけて平気」とはなりません。

耐熱の表示は製品ごとに違うので、後述する品質表示欄で必ず確かめてください。

合成ゴム・天然ゴム・樹脂、まな板の材質表示3タイプの違い

売り場に並ぶ弾力のあるまな板は、材質表示で3タイプに分かれます。見た目が似ているので、表示を読まずに選ぶと手入れの条件を取り違えます。

材質表示意味向いている人
合成ゴム石油由来の弾性材料。吸水しにくく反りにくい。厚手の製品が多い刃当たりの柔らかさを残しつつ、反りや乾燥の管理を減らしたい人
天然ゴムゴムノキの樹液が原料。製品数は合成ゴムより少ない素材の出どころまで確かめたうえで選びたい人
エラストマー樹脂ゴムのような弾力を持つ樹脂。薄手で軽い製品が多い軽さと収納しやすさを優先したい人

「エラストマー」と書かれている場合

エラストマーはゴム状の弾力を持つ高分子材料の呼び名で、表示としては合成ゴムと別枠に置かれます。

厚みが数ミリの薄いシート状の製品もこの表示で売られており、丸めて収納できる代わりに、包丁を強く当てると下の台まで振動が伝わります。

合成ゴムの厚手の板とは使い心地がかなり違うので、同じ「弾力のあるまな板」として比べないでください。

「ゴム」とだけ書かれている場合

材質欄が「ゴム」の1語で終わっている製品もあります。

この表示だけでは合成か天然かが分からないため、商品ページの仕様表やメーカーの製品情報まで追って、原料と耐熱温度の記載を探してください。

記載が見つからない製品は、熱湯や食洗機を使う前提では選ばないほうが安全です。

合成ゴムのまな板は縦横より厚みから決める

同じ合成ゴムでも、使い心地をいちばん左右するのは厚みです。

薄い板はまな板自体がしなり、下の台が硬いとその硬さが指に返ってきます。

厚い板はしなりが消えて刃先が安定する一方、重さと収納場所の問題が出ます。

厚みの読み方

表示は「縦×横×厚み(mm)」の順で書かれるのが一般的です。

家庭用として流通している合成ゴムのまな板は厚み10mm前後から13mm前後の製品が中心で、業務用には20mmを超えるものもあります。

厚みが増えれば重さも素材の体積に比例して増えるので、吊り戸棚やシンク下に立てて収納する予定があるなら、重さの表記も合わせて見てください。

厚み別の重さの目安はゴムまな板のサイズと厚みの目安で解説しています。

縦横はシンクと作業スペースの実寸から

縦横は、まな板を置くスペースの実寸と、洗うときにシンクへ斜めに入る長さの2つから決めます。

調理台の奥行きより縦が長いと、手前にはみ出して包丁を入れる角度が窮屈になります。

用途別にどのサイズを選ぶかはゴムまな板のおすすめサイズと厚みで解説しています。

耐熱温度と食洗機への対応は別の表示です

耐熱温度が書かれていても、それは食洗機に入れてよいという意味ではありません。

食洗機は洗浄時の水温に加えて、乾燥工程で庫内の温度がさらに上がる機種があり、変形の条件が熱湯をかける場合と違うためです。

食洗機に入れられるかは、本体やパッケージの表示と取扱説明書の両方で確認してください。

漂白についても同じです。

合成ゴムのまな板は、塩素系漂白剤の使用を認めている製品と、変色のおそれから避けるよう案内している製品の両方があります。

手入れの方法はメーカーが製品ごとに指定しているので、その指定に従ってください。

乾燥機の熱風や直射日光に長時間当てる乾かし方も、素材によっては勧められていません。

同じ表示でも硬さと重さが製品ごとに変わる理由

「合成ゴム」はひとつの材料名ではなく、複数の材料をまとめた区分です。

配合する材料も、混ぜる充填材の量も製品ごとに違うため、同じ表示でも表面の硬さと比重が揃いません。

厚み13mmどうしで比べても、持ち上げた重さが違うのはこのためです。

硬さは数値で表示されない製品が大半なので、仕様表から読み取ることはできません。

判断材料になるのは、重さの表記と厚みの2つです。

同じ縦横・同じ厚みで重い製品ほど、密度が高く硬めに作られている傾向があります。

包丁をよく使い、刃先を傷めたくないのであれば、厚みを確保したうえで重さが中くらいのものから試すのが現実的な進め方です。

木のまな板と比べて迷っているなら、素材ごとの性格の違いを先に押さえたほうが早く決まります。ひのき・いちょう・桐でどう変わるかは木のまな板の種類と特徴で解説しています。

ゴムまな板の表示は裏面の品質表示欄で確認する

確認先は3か所あります。

本体裏面またはパッケージに貼られた品質表示のシール、通販サイトの仕様表、メーカーの製品ページです。

品質表示には材質・耐熱温度・寸法・重さ・食洗機への対応が並んでいるので、この5項目が揃って書かれているかをまず見てください。

通販サイトの商品説明だけに「ゴム製」とあり、耐熱温度の記載がない出品もあります。

寸法を確かめずに買うと、起きることははっきりしています。

縦横が大きすぎればシンクに斜めに入らず、洗うたびに流し台の縁へ当てることになります。

厚みがありすぎれば重くて取り出すのが億劫になり、結局は小さい板ばかり使うようになります。

逆に薄すぎる板は調理台の上で滑りやすく、下に濡れ布巾を敷く手間が増えます。

木のまな板から買い替える場合は、今使っている板の縦横と厚みを測っておくと比較が早くなります。

測り方は木のまな板のサイズ目安で解説しています。

よくある質問

合成ゴムのまな板に黒ずみが出たら買い替えですか

表面の傷に汚れが入った黒ずみについては、研磨による削り直しを受け付けているメーカーがあります。

受付の有無と条件は製品ごとに違うので、購入元かメーカーの問い合わせ先で確認してください。

家庭での手入れは、メーカーが指定している洗浄方法の範囲で行ってください。

指定にない薬剤を使うと、変色や表面の劣化につながります。

合成ゴムと木、どちらが包丁の刃に優しいですか

どちらが優れているとは言えません。

刃当たりは素材の種類だけでなく表面の硬さで決まり、合成ゴムにも木にも硬めの製品と柔らかめの製品があります。

選ぶ基準にするなら、刃当たりより手入れの条件で比べたほうが判断できます。

乾かす手間を減らしたいなら合成ゴム、使い終わりに立てて乾かす習慣があるなら木、という分け方が実際的です。

ひのきの扱い方はひのきのまな板のサイズと厚みの目安で解説しています。

天然ゴムのまな板はゴムアレルギーが心配です

天然ゴムにはラテックスが含まれるため、心配があるなら材質表示で合成ゴムまたはエラストマー樹脂と書かれた製品を選ぶ方法があります。体質に関わる判断については自己判断で済ませず、気になる場合は医療機関に相談してください。

まとめ

まな板の材質欄にある「合成ゴム」は石油由来の弾性材料の総称で、天然ゴムともエラストマー樹脂とも別の表示です。

選ぶときは、厚みで刃当たりと重さの折り合いをつけ、縦横は調理台とシンクの実寸から決めてください。

耐熱温度が書かれていても食洗機に入れてよいとは限らないので、表示と取扱説明書の両方を読むことが買う前の最後の確認になります。

ぜひ本記事の材質表示3タイプの比較表と厚みの読み方を参考に、毎日の洗い物まで含めて続けられる1枚を選んでください。

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