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薄型弁当箱の選び方|カバンに入る厚みの目安と容量の違い

薄型弁当箱の選び方|カバンに入る厚みの目安と容量の違い

かばんに寝かせても、ふたの角がノートパソコンを押し上げてファスナーが閉まりません。

薄型の弁当箱を探すきっかけは、たいていこの場面です。

ところが売り場で薄型とうたう商品を並べると、容量は400mlのものも800mlのものもあります。

薄さを決めているのは容量ではなく高さで、同じ600mlでも高さ5cmの一段と高さ10cmの二段では、かばんの中での納まりがまったく違います。

高さを削ったぶん面積は横へ広がり、内側の深さは浅くなります。

本記事では、高さと容量の関係・形ごとの3タイプ・1食分から寸法を逆算する手順・レンジと洗いやすさの確認点を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

薄型の弁当箱で最初に決まるのは容量ではなく高さ

高さを先に決めてください。

かばんの中で困っているのは中身の量ではなく、ふたの面が持ち上がる厚みだからです。

マチが8cmのトートに書類とノートパソコンが同居するなら、弁当箱に割ける高さは4〜5cmしか残りません。

容量600mlの商品でも、一段で平たい形なら高さは5cm前後に収まり、浅い箱を2つ重ねる形なら10cm近くになります。

数字が同じでも、入る場所が違います。

高さを削ると、内側の深さも同じだけ浅くなります。

深さ3cm台の容器にごはんを平らに敷くと、面積は取られますが厚みは1cm台で足ります。

反対に、から揚げや立てて入れたミニトマトのように高さのあるおかずは、ふたを閉める段階で押しつぶされます。

薄型を選ぶかどうかは、かばんの余裕と、詰めたいおかずの高さのどちらを取るかという判断です。

ここを決めずに容量だけで選ぶと、入るけれど詰めにくい弁当箱になります。

薄い弁当箱は形で3タイプに分かれる

同じ「薄型」の棚に、面積で稼ぐ形と、細長さで稼ぐ形が混ざって並んでいます。

断面の考え方が違うので、かばんのどこに入れるかで向き不向きが変わります。

一段の浅型

底面積を広く取り、高さを4〜5cm程度に抑えた形です。

ふたが1枚で済むため部品数が少なく、洗う手間も小さくなります。

ごはんとおかずを横に並べて詰めるので、丼のように重ねる詰め方には向きません。

A4の書類と並べて入れられる幅かどうかを、外寸で確かめてください。

細長いスリム型

幅を狭くして奥行きを長く取った形で、リュックやトートの側面に立てて沿わせられます。

高さは一段浅型より出ることがあり、薄いのは幅の方向だけです。

おかずを一列に並べる詰め方になるので、品数を多く入れたい人には窮屈に感じられます。

浅い箱を重ねる二段

1段あたりが浅く、2つ重ねて容量を確保するタイプです。

持ち出すときの高さは合計になりますが、食べ終わった段を中に入れ込めるものなら、帰りだけ薄くなります。

パッキンとふたが2組になるため、洗う部品は増えます。

タイプ別に向いている人を表で見比べる

タイプ形の特徴向いている人
一段の浅型底面積が広く高さ4〜5cm程度。部品が少ない薄いかばんに寝かせて入れたい人。洗う手間を最優先したい人
細長いスリム型幅が狭く奥行きが長い。立てて収納しやすいリュックの側面や自転車のバッグに縦に入れたい人
浅い箱を重ねる二段1段が浅い。帰りに入れ子にできる製品もあるごはんとおかずを分けたい人。品数を多く詰めたい人

反対に、薄型が向かない人もはっきりしています。

汁気のある煮物や丼物を毎回持っていく人、肉のかたまりや卵焼きを厚く切って入れたい人は、深さのある一段の方が詰め方に無理が出ません。

麺類や汁物用の容器を薄型で代用するのも避けてください。

液面が縁に近く、横にすれば漏れる余地が増えます。

素材で選ぶなら、樹脂は軽くて安価な範囲から選べ、ステンレスや木の浅型は見た目と扱いの丁寧さが求められます。

木の浅型は塗装の種類ごとに手入れが変わるので、無塗装・ウレタン塗装・漆塗りのどれなのかを商品表示で確かめてください。

薄型を選んで後悔しやすいのは、深さの足りなさ

容量表示だけで選ぶ買い方が、いちばん多い失敗です。

600mlという数字は満量に近い状態での容積で、ふたに触れない高さまでしか実際には詰められません。

浅い容器ほどこの差が大きく、山盛りにするとふたを押し上げてロックがかかりません。

汁気の扱いも変わります。

深さがないぶん、煮物のたれや漬物の水分は縁のすぐ下まで来ます。

かばんに縦に入れる予定なら、ふたにパッキンが付いているか、四辺ロックか、対角2か所の留めかを見てください。

弁当箱が漏れる原因と対処では、ふたの構造ごとの漏れやすさと、パッキンの向きの確認方法を解説しています。

もう一点、仕切りの高さも浅型では効果が下がります。

底に浅い凸があるだけの固定仕切りは、味の移りは防げても、汁は隣へ回ります。

仕切りを動かして区画を変えたいのか、汁を止めたいのかで選ぶものが変わるので、弁当箱の仕切りの選び方で固定式と可動式の違いを確認してから決めると迷いません。

1食分の量から高さと外寸を逆算する

容量の目安として広く使われているのは、成人男性で700〜900ml、成人女性で500〜600ml、小学生で450〜600mlという幅です。

薄型ではこの容量を面積で確保するため、同じ600mlでも一段浅型は底面積が広くなります。

手持ちのかばんを実測して、マチから1cm引いた数字を弁当箱の高さの上限にしてください。

ふたのロックや持ち手の突起も高さに含めて測ります。

詰め方から逆算する方法もあります。

ごはんを150g入れるなら、深さ3cmの容器では底面の半分弱を使います。

残りの半分におかずを並べるので、卵焼きは薄く切るか、立てずに寝かせる前提になります。

この詰め方が自分の献立に合わないなら、薄型ではなく高さのある一段を選んだ方が続きます。

外寸が決まったら、入れる袋も同時に決めてください。

薄型は面積が広いため、容量が小さくても袋のサイズは大きくなります。

弁当箱袋の選び方では、外寸から袋のサイズを合わせる手順と素材の違いを解説しています。

レンジと食洗機の対応は、薄型でも部品ごとに違う

薄型だから温めやすい、という関係はありません。

加熱できるかどうかは素材と表示で決まります。

ステンレス製の弁当箱は電子レンジに入れられません。

樹脂製でも、本体は対応でふたは非対応、あるいはふたを外して温める指定という製品があります。

パッキンだけ耐熱温度が低い場合もあるので、本体表示と取扱説明書の両方を確認してください。

ふたごと温められるかは、蒸気を抜く弁や、ふたをずらして置く指定の有無で分かれます。

レンジ対応の弁当箱では、表示の見分け方とふたを外す指定の読み方を解説しています。

食洗機も同じで、本体・ふた・パッキン・仕切りで可否が別々に書かれていることがあります。

浅型はふたの面積が広く、食洗機の上かごで固定しづらい形もあります。

対応品でも、洗浄後に変形していないかを最初の数回で見ておくと安心です。

洗いやすさと交換部品で、使い続けられる期間が変わる

薄型は手が入れやすい形なので、洗う面では有利です。

ただし底の角が直角に近いほどスポンジの先が届かず、ごはん粒とたれが残ります。

角に丸みがあるか、ふたのパッキンが溝から外せるかを、買う前に商品写真で確かめてください。

洗いやすい弁当箱の選び方では、形とパッキンの構造から洗いやすさを見分ける方法を解説しています。

パッキンは消耗部品です。

伸びたり切れたりしたら交換で済みますが、単品で買えるかどうかは製品によります。

買う前に交換部品の取り扱いがあるシリーズかを見ておくと、本体ごと買い替える事態を避けられます。

弁当箱のパッキン交換では、型番から適合品を探す手順と互換の目安を解説しています。

においや着色が気になっても、ステンレス製に塩素系漂白剤を使うのは腐食の原因になるので避けてください。

手入れの方法はメーカーが指定しているので、漬け置きの可否と時間を取扱説明書で確認してから行ってください。

よくある質問

薄型の弁当箱でもごはんは足りますか

容量が同じなら入る量も同じです。

深さ3〜4cmの容器では、ごはんを薄く広く敷く詰め方になります。

ごはんを厚く盛りたい人や丼にしたい人には向きません。

薄型はかばんに縦に入れても漏れませんか

ふたの構造で変わります。

全周にパッキンが入って四辺で留めるタイプなら縦入れを想定した製品が多く、ふたを乗せるだけのタイプは横にすると漏れます。

汁気の多いおかずを入れる日は、縦入れを前提にしない方が安全です。

薄型で二段にする意味はありますか

ごはんとおかずを分けたい場合と、帰りに入れ子にして薄くしたい場合には意味があります。

行きの高さは2段分になるため、かばんのマチが狭い人は一段の浅型の方が収まります。

子ども用に薄型を選んでもいいですか

幼稚園や小学校の指定サイズに収まるかを先に確認してください。

浅い容器はふたを開けたときにおかずが動きやすいので、仕切りが付いたものか、シリコンカップを併用できる容量を選ぶと片寄りを抑えられます。

まとめ

薄型を選ぶ作業は、かばんのマチから使える高さを決め、その高さで必要な容量が確保できる形を探す順番になります。

一段の浅型は洗う部品が少なく、細長いスリム型は縦に入れる人向き、浅い箱を重ねる二段は品数を優先する人向きです。

汁物や厚みのあるおかずが中心の献立なら、薄型にこだわらない方が詰め方に無理が出ません。

レンジと食洗機の可否は本体・ふた・パッキンで別に書かれているので、購入前に表示を確認してください。

ぜひ本記事の比較表と、外寸から高さを逆算する手順を参考に、自分のかばんと献立に合う一つを選んでください。

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