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おでん鍋の選び方|仕切りと加熱方式の違いと容量の目安

おでん鍋の選び方|仕切りと加熱方式の違いと容量の目安

おでん鍋を検索すると、コンビニのレジ横にある仕切りつきの角型、テーブルに置く電気式、それに直火にかける土鍋やステンレス鍋が、同じ言葉で並びます。

この3つは熱源が違うだけでなく、仕切りの数も深さも別で、一度に作れる量は2〜3人分から数十人分まで開きます。

最初につまずくのは、業務用の写真を見て選んだら家庭のコンロに載らない、逆に家庭向けを買ったら仕切りが2つしかなくて具材が混ざる、という取り違えです。

仕切りの数と熱源、この2つを先に決めれば候補は一気に減ります。

本記事では、おでん鍋と普通の鍋の違い・タイプ別の向き不向き・容量と仕切り数の決め方・熱源の確かめ方を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

おでん鍋とは何か|普通の鍋との違いは仕切りと深さ

おでん鍋は、だしの中で具材を長時間ゆるく煮ながら、崩さずに取り出せるようにした鍋です。

普通の両手鍋との違いは2点あります。

ひとつは浅くて広い形で、もうひとつは中を区切る仕切りです。

深い鍋で煮ると、湯が対流して具材が動きます。

練り物ははんぺんのように浮き、大根は角が取れ、こんにゃくの味が卵に移ります。

浅く広い形にして具材を一段に並べ、仕切りで区切ってしまえば、この動きがほぼ止まります。

取り分けるときに菜箸で探らずに済むのも、区切ってあるからです。

売り場や通販では「おでん鍋」「おでん用鍋」「おでん器」の3つの呼び方が混ざります。

電気の熱源を本体に内蔵したものは「電気おでん鍋」と書かれることが多く、これだけはコンロを使いません。

同じ棚に並んでいても、コンロに載せる鍋と、コンセントにつなぐ調理器という別のものが混在していると考えてください。

おでん鍋の違いは熱源・素材・仕切りの3か所に出る

仕様表を見比べると、製品ごとの違いはほぼこの3か所に集まります。

どれを選ぶかで、置き場所も洗う手間も変わります。

違うところ選択肢使い勝手に出る差
熱源直火(ガス)/IH/本体内蔵の電気ヒーター台所で作るか、食卓で温めながら食べるかが決まる
素材ステンレス、アルミ、ホーロー、土鍋、外枠が樹脂のもの重さ、温まり方、洗いやすさ、落としたときの割れ方が変わる
仕切り本体と一体の固定式/取り外し式/仕切りなし洗うときに外せるか、区切り方を変えられるかが変わる

この3つのうち、後から変更できないのが熱源です。

電気式を買ってから「やはりガスコンロで煮たい」とはなりません。

素材は重さと手入れの好みの問題で、仕切りは区切り方を自分の献立に合わせられるかどうかの問題です。

迷ったら熱源から決めてください。

仕切りは味を分けるための構造で、洗う手間が代償になります

仕切りがねらっているのは、味の移り合いを抑えることと、具材を崩さずに取り出せることです。

だし自体は共通なので味が完全に分かれるわけではありませんが、こんにゃくや牛すじのような色と香りの強いものを、はんぺんや卵から離しておけます。

その代償として、洗う面が増えます。

仕切りの根元は角になり、練り物のかすと油分がそこに溜まります。

本体と溶接された固定式はスポンジが入りにくく、たわしで角をこすることになります。

取り外し式なら外して洗えますが、部品を1枚なくすと同じものを買い直せるかは製品次第です。

もうひとつ見落としやすいのが1マスの大きさです。

仕切りが多い製品は、1マスの幅が狭くなります。

厚めに切った大根や大きめの巾着が入らず、結局仕切りを外して使うことになりかねません。

仕切りの枚数と区切り方の合わせ方はおでん鍋の仕切りは何種類?で解説しています。

タイプ別に見るおでん鍋と、それぞれ向いている人

業務用の角型

ステンレスの角型で、仕切りが多く、専用のコンロやウォーマーと組み合わせて使うタイプです。

長時間の連続加熱を前提にした作りで、深さも家庭向けより取ってあります。

屋台やイベント、社員食堂のように何十人分を続けて出す場面向きで、家庭のガスコンロには載らないサイズが多くあります。

コンロとの合わせ方は業務用おでん鍋の選び方で解説しています。

家庭用の電気式

本体にヒーターを内蔵し、食卓に置いたまま温度を保てるタイプです。

コンロを1口占領せずに済み、鍋を運ぶ手間もありません。

温度調節のつまみが付くものが多く、煮立たせずに保つ使い方に向きます。

家族で食卓を囲みながら食べる人、鍋を運ぶのが負担な人に向いています。

仕切りの数と容量の目安はおでん鍋の家庭用サイズ目安で解説しています。

直火・IH用の汎用鍋

浅型のステンレス鍋や土鍋に、仕切りが付くか付かないかというタイプです。

おでん以外の煮物や鍋料理にも回せるので、年に数回しかおでんを作らない人に向きます。

土鍋は空焚きと急な温度変化に弱く、扱いに気を使う点は覚えておいてください。

人数と食べる量から容量と深さを決める

容量は「何リットル」より先に、1人あたり何個食べるかから逆算してください。

大根・卵・練り物・こんにゃく・厚揚げと並べると、1人分で4〜6個は使います。

4人なら20個前後が一段に並ぶ広さが必要で、これが平面の面積として要る大きさです。

深さは、具材が完全にだしに浸かる高さがあるかで判断します。

浅すぎると煮ているうちにだしが減って上側が乾き、途中で足すことになります。

逆に深すぎると具材が重なって動き、仕切りの意味が薄れます。

具材の高さプラス数センチが目安です。

コンロで使うなら、置ける寸法を先に測ってください。

角型は五徳(ごとく)からはみ出すと不安定になり、換気扇の下で取っ手が壁に当たることもあります。

電気式は本体の外寸のほかに、コードが届く位置に置けるかまで見ておくと失敗しません。

ガス・IH・電気のどれで使えるかは底面の表示で確かめます

鍋タイプは、底面か外箱に「直火専用」「IH対応」といった表示があります。

ステンレス製でも種類によってIHで反応しないものがあり、見た目では区別できません。

IHで使う予定なら、対応表示があるかどうかだけを見て判断してください。

土鍋は基本的に直火用で、IH対応をうたうものは底に専用の部材が入っています。

電気式で確かめてほしいのは、洗える範囲です。

ヒーターを内蔵した本体は水に浸せない製品が多く、内鍋だけが外れて洗える構造か、鍋と本体が一体かで手入れの手間が変わります。

食洗機に入れられるかは製品ごと、さらに部品ごとに条件が違います。

内鍋は対応でも本体と蓋は手洗い指定という例があるので、本体表示と取扱説明書で確認してください。

電子レンジについても同じです。

金属の鍋は入れられませんし、土鍋や樹脂の蓋はレンジ可否が製品ごとに分かれます。

残ったおでんを温め直す想定なら、この点を買う前に見ておくと使い方が変わります。

おでん鍋の手入れと、買い替えを考える目安

おでんのだしには練り物から出る油分と、こんにゃくや大根のかすが混ざります。

これが仕切りの根元と角に膜のように残るため、使ったら早めに洗ってください。

取り外し式の仕切りは必ず外して、根元まで洗います。

乾かすときも仕切りを外したままにしておくと、水が溜まりません。

ステンレスの着色やにおいが気になっても、塩素系漂白剤は腐食の原因になるので使わないでください。

落とし方はメーカーが指定している手入れ方法を確認するのが確実です。

替えどきの判断は3点で足ります。

内側のコーティングが剥がれて地肌が出たとき、底が変形してコンロやIHで安定しなくなったとき、電気式で設定した温度まで上がらなくなったときです。

仕切りや蓋だけの不具合なら、部品を単品で買えるかを先に調べてください。

交換部品が手に入る製品なら本体を買い替えずに済みます。

おでん鍋が向かない人と、手持ちの鍋で足りる場合

作るのが年に1〜2回で、量も2人分程度なら、手持ちの浅型鍋やフライパンで足ります。

仕切りがなくても、卵と大根を鍋の反対側に置くだけで味の移りはある程度抑えられます。

専用鍋は場所を取るので、収納棚に空きがない人には向きません。

仕切りが多い製品も、少人数には過剰です。

1マスが小さいうえに、使わないマスにだしだけが入って冷めやすくなります。

区切りが2つか3つのものか、仕切りを外して使えるものを選んでください。

他の鍋料理と兼用したい場合も、おでん鍋が最適とは言えません。

浅く広い形は肉を焼き付ける料理にも回せるので、すき焼きと兼ねる前提なら鍋の候補が変わります。

深さと素材の考え方はすき焼き鍋の選び方で解説しています。

よくある質問

おでん鍋がなくても普通の鍋でおでんは作れますか

作れます。

浅めの両手鍋なら具材を一段に並べられるので、仕切りがなくても崩れにくくなります。

専用鍋との差は、味の移りを抑えられるかと、取り分けやすさです。

仕切りだけを後から買い足せますか

製品によります。

取り外し式の仕切りを補修部品として扱っているメーカーもありますが、固定式の製品には追加できません。

仕切りを増やしたい前提があるなら、購入前にメーカーが部品を出しているかを確認してください。

電気式のおでん鍋は丸ごと水洗いできますか

ヒーターを内蔵した本体は水に浸せない製品が多くあります。

内鍋が外れるタイプなら内鍋だけを洗い、本体は拭き取りで済ませる形が一般的です。

洗える範囲は取扱説明書に書かれているので、そこを確認してください。

おでん鍋はおでん以外の料理にも使えますか

仕切りを外せるタイプなら、煮物や寄せ鍋にも回せます。

固定式で仕切りが多い製品は、他の料理では区切りが邪魔になります。

用途を広げたいなら、仕切りが外れる構造を選んでください。

まとめ

おでん鍋を選ぶときは、まず熱源を決めてください。

食卓で温めながら食べたいなら電気式、台所で煮て運ぶならコンロ用の鍋です。

そのうえで、1人あたり4〜6個という具材の数から必要な広さを出し、仕切りは枚数ではなく1マスに大根が入るかで判断します。

洗う手間は仕切りの構造で決まり、長く使えるかは交換部品が手に入るかで決まります。

ぜひ本記事のタイプ別の向き不向きと、容量・仕切り・熱源の3つの決め方を参考に、自分の食卓に合う1台を絞り込んでください。

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