SHARE:

可愛い鍋つかみの選び方|サイズと素材の違いと使い分け

可愛い鍋つかみの選び方|サイズと素材の違いと使い分け

売り場で可愛い鍋つかみを手に取ると、下がっているタグに書いてあるのは「綿100%」のような組成と洗濯記号だけで、耐熱温度がどこにも見つからないことがあります。

シリコーン製なら200℃前後の耐熱温度が書かれている製品が多い

一方、布製は表示そのものがないものが珍しくありません。

鍋つかみには、箸の長さや弁当箱の容量のように業界で揃った寸法規格がありません。

サイズ欄は縦横のcmか「フリーサイズ」の一語で終わり、同じミトン型でも手首まで覆うものと手のひらしか隠れないものが同じ棚に並びます。

デザインだけで選ぶと、この差が使い始めてから分かります。

本記事では、鍋つかみの表示の読み方・形と素材のタイプごとの向き不向き・買う前に確認する場所を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

鍋つかみの表示は寸法・耐熱温度・素材の3点で読む

鍋つかみは、手と熱いものの間に挟んで熱の伝わりを遅らせる布またはゴムの当て物です。

商品ページで確認できる情報は、外形の寸法(cm)、耐熱温度(℃)、素材の組成に限られます。

この3つが揃っている製品と、寸法と組成しか載っていない製品が混在しています。

寸法欄の数字は、たいてい外側を測った縦横です。

手が入る深さや開口部の幅といった内寸は書かれません。

中綿が厚いミトンは外形が20cmでも、実際に指先が届く深さはそれよりかなり短くなります。

耐熱温度は、その素材が変形・変質しない上限として示された値です。

表示された温度の鍋を何分掴んでいられるかを保証する数字ではありません。

同じ200℃表示のシリコーンでも、内側に布の裏地があるものと薄いゴム一枚のものでは、手に熱さが届くまでの時間が違います。

厚みと構造まで含めた選び方は鍋つかみのサイズと耐熱温度の目安で解説しています。

形と素材で分かれる鍋つかみのタイプ

タイプ作り向く場面
ミトン型親指だけ分かれた袋状。手首まで覆う長さの製品もあるオーブンの天板、両手で持つ大きな鍋
5本指グローブ型指が独立し、厚みは薄めのものが多い細い取っ手や小さな器をつまむ作業
つまみ型(ポットホルダー)布を重ねた正方形や丸形。手を入れるポケット付きもあるコンロ上の鍋の取っ手、短時間の作業
厚手パッド(鍋敷き兼用)中綿が厚く平ら掴んで下ろし、そのまま下に敷く
シリコンカバー蓋のつまみや取っ手に被せる小型蒸気で濡れる場面、汁が付く場面

布製は中身の素材で差が出る

綿100%のキルティングは、表布と裏布の間に中綿が入った構造です。

厚みがそのまま断熱になるので、掴んだときの感触は鈍くなります。

中綿にアルミ蒸着シートを挟んだ製品は、熱を反射する層を足したもので薄手でも使えます。

手編みのニットは、毛糸の種類が綿かウールかアクリルかで扱いが変わります。

シリコンは滑りにくさと洗いやすさで選ぶ

シリコーンゴムは表面に凹凸を付けた製品が多く、濡れた鍋でも滑りにくくなっています。

汁や油が付いても洗い流せる点も布と違います。

ただし内側に布の裏地がない薄いものは、熱がすぐ手に届きます。

鍋の蓋のつまみが樹脂か金属かで熱くなり方が変わる点は鍋蓋の素材の違いと使い分けで解説しています。

見た目から選ぶときは、掴む対象から逆算する

デザインで候補を絞る前に、何を掴むかを決めてください。

使う場面が違うと、必要な形と厚みが変わります。

  • コンロの鍋の取っ手を数秒持つだけなら、つまみ型でも足ります
  • オーブンの天板やグラタン皿を出すなら、腕が庫内に入るのでミトン型の長いものを選びます
  • 土鍋や鉄鍋の本体を持ち上げるなら、厚みと滑りにくさの両方が必要です
  • 蓋を開けて蒸気に当たる場面が多いなら、水を吸わないシリコンが向きます

この条件を満たす形は、たいてい2つか3つに絞られます。

そのうえで柄や色を選べば、可愛さと使い勝手のどちらも諦めずに済みます。

逆の順番で選ぶと、気に入った柄のつまみ型をオーブンで使って手首を焦がすことになります。

同じ「フリーサイズ」でも寸法がずれる理由

フリーサイズという表記は、手の大きさを問わないという意味ではありません。

そのメーカーが1種類しか作っていないという意味です。

基準となる手のサイズは各社が自社で決めているので、同じ表記でも開口部の幅が数cm違います。

掲載寸法が縫い代を含んだ外形なのか、仕上がりの外形なのかも会社ごとに違います。

中綿の厚みは寸法欄には出ません。

そのため数字だけを比べても、手が入るかどうかは分かりません。

判断は自分の手で測った数字と比べてください。

見るのは2つです。

手の甲の幅(親指を除いた4本の指の付け根の幅)と、手首から中指の先までの長さ。

開口部の幅は甲の幅より広いもの、全長は手の長さより5cm以上長いものを選ぶと、指先が奥に届いて手首も隠れます。

オーブンで使うなら、さらに長さの余裕を持たせてください。

サイズや素材が合わない鍋つかみで起きること

長さが足りないミトンは、天板を引き出すときに腕の内側が庫内の縁や扉に触れます。

ここは自分では見えない位置なので、熱いと気づくのが遅れます。

反対に厚すぎるものは、細い取っ手を握り込めず、鍋を持ち上げた瞬間に滑ります。

可愛いデザインで注意したいのは、外側に付いた飾りです。

リボン、ポンポン、房状のフリンジ、大きめの織りネームは、コンロで使うとガスの炎に近づきます。

吊り下げ用のループも同じで、長いものは火の上を通ります。

毛糸の種類も確認してください。

アクリルやポリエステルは熱で溶けて縮み、溶けた繊維が手に張り付くおそれがあります。

手編みのものを使うなら、綿かウールを選んでください。

濡れたまま使うのも避けます。

水を含んだ布は熱が伝わりやすくなり、乾いているときより早く熱さが届きます。

もし熱いものに触れて痛みや水ぶくれが残る場合は、医療機関に相談してください。

なお、掴んだ鍋を下ろす先も同時に決めておくと、鍋つかみを外すタイミングで迷いません。

柄を揃える考え方は可愛い鍋敷きのサイズと素材の選び方で解説しています。

可愛い鍋つかみの耐熱と手入れの表示はどこで確認できるか

商品ページの仕様欄

通販の仕様欄で見るのは、サイズ(cm)、素材の組成、耐熱温度、洗濯の可否、オーブンで使えるかどうかの記載です。

オーブン対応と書かれていない製品を庫内に入れる前提で選ばないでください。

写真だけでは中綿の厚みが分からないので、厚みや重さの数値があれば合わせて見ます。

縫い付けタグとハンドメイド品の表記

本体のタグには組成と洗濯記号が入りますが、耐熱温度まで書かれているものは少数です。

雑貨店やフリマで売られている手作り品は、素材名だけの表記になりがちです。

その場合は毛糸や生地の種類を出品情報で確認し、分からなければコンロで短時間使う用途に限って使う判断になります。

耐熱温度の読み方そのものは鍋敷きの素材と耐熱温度の違いで解説している内容が共通します。

よくある質問

アクリル毛糸で編んだ鍋つかみは使えますか

熱いものを掴む用途には向きません。

アクリルは熱で溶けたり縮んだりする繊維で、溶けた部分が手に触れるおそれがあります。

編み物の鍋つかみを使うなら、綿かウールの糸で編まれたものを選んでください。

飾りとして吊るすだけなら素材は問いません。

可愛い柄のミトンをオーブンで使っても大丈夫ですか

本体表示か商品ページにオーブンで使える旨の記載があるものだけにしてください。

記載がある場合も、腕が庫内に入る長さがあるか、外側に燃えやすい飾りが付いていないかを合わせて確認します。

天板の縁は本体より温度が下がりにくいので、短いミトンでは腕の内側が触れます。

鍋つかみは洗濯機で洗えますか

洗えるかどうかはタグの洗濯記号で確認してください。

綿のキルティングは家庭洗濯できる表示のものが多く、中綿にアルミ蒸着シートを挟んだ製品や革が付いたものは手洗いか部分拭きの指定になっている場合があります。

シリコン製は水洗いできますが、食洗機に入れられるかは製品ごとに違うので本体表示を見てください。

まとめ

鍋つかみに統一規格はなく、サイズ表記も耐熱温度の表示も各社の判断で載っています。

そのため選ぶ順序は、掴む対象を決めて必要な形と長さを絞り、自分の手の甲の幅と手の長さに合う寸法を選び、そのうえで柄を選ぶという流れが確実です。

飾りの位置と毛糸の種類だけは、可愛さと安全性がぶつかりやすい部分なので必ず見てください。

ぜひ本記事のタイプ別の表と、手の甲の幅・手の長さから寸法を決める手順を参考に、毎日使っても不満の出ない一枚を選んでください。

あなたへのおすすめ