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鍋蓋の選び方の総まとめ|サイズの測り方と素材の違い・使い分け

鍋蓋の選び方の総まとめ|サイズの測り方と素材の違い・使い分け

鍋のつまみがぐらついてきたり、ガラスの蓋を落として割ったりして、蓋だけを買い直したい場面があります。

単品の鍋蓋は16cm・18cm・20cmと2cm刻みで並ぶことが多く、選ぶときに見るのは鍋の口径表示ではなく、蓋が乗る縁の外側の実寸です。

表示が同じ18cmでも、鍋の内側に落ちる内かぶせと、縁の上にかぶさる外かぶせでは必要な寸法が変わります。

素材はガラス・ステンレス・木・シリコンの4タイプが中心で、蒸気穴のあるなしによって煮汁の減り方も違います。

本記事では、鍋蓋の素材ごとの違い・実寸の測り方・食洗機とオーブンへの対応の確かめ方・替えどきの見きわめを解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

鍋蓋・落とし蓋・蓋置きは、それぞれ別の道具です

鍋蓋は鍋の口にかぶせて、蒸気と熱を閉じ込めるための蓋です。

同じ「蓋」と呼ばれても、落とし蓋は役割がまったく違います。

落とし蓋は鍋の内側に入れて煮汁の表面に直接乗せる円板で、少ない煮汁を全体に回して味を均一にするために使うものです。

口径よりひとまわり小さいサイズを選ぶので、鍋蓋の代わりにはなりません。

混同しやすい道具はもう2つあります。

鍋敷きは熱い鍋を食卓や作業台に置くための台で、蓋そのものとは無関係です。

素材ごとの耐熱の違いは鍋敷きの素材と耐熱温度で解説しています。

調理中に外した蓋を立てておく鍋蓋置きも、蓋を「使う」ための道具であって蓋の一部ではありません。

検索で「鍋蓋」と入れると、この4つが混ざって表示されます。

まず自分がほしいのが蓋の本体なのか、蓋を置く道具なのかを分けて考えてください。

鍋蓋の違いは、素材・蒸気穴・つまみの3か所に出ます

見た目が似ている蓋でも、使い勝手を分けている箇所は限られています。

素材は、中身が見えるかどうか、重さ、そして食洗機やオーブンに入れられるかを左右します。

蒸気穴のあるなしは、煮汁がどれだけ飛ぶか、吹きこぼれるかに関わってきます。

つまみは持ちやすさと収納のしやすさ、それに熱の伝わり方を決めます。

逆に、あまり気にしなくてよい部分もあります。

蓋の高さ(ドーム型か平型か)は、鍋の中で対流のしかたが変わるとされますが、家庭の鍋で調理結果に大きな差が出るほどではありません。

むしろ引き出しに入るかどうかという収納側の条件として考えたほうが実用的です。

縁の形も、内かぶせと外かぶせのどちらかを確かめる以上の判断はいりません。

素材別に見る鍋蓋のタイプと、向いている人

ガラス蓋

中身が見えるので、煮え具合や吹きこぼれる直前の泡立ちを蓋を開けずに確認できます。

多くは強化ガラスに金属の縁を巻いた構造で、金属蓋より重く、急激な温度差には弱いです。

空焚き状態や、加熱後すぐの水道水での冷却は避けてください。

麺類をゆでる、煮物の水分を見ながら火を調整する、といった使い方が多い人に向いています。

ステンレス蓋

落としても割れず、縁の変形が出るまでは長く使えます。

中身は見えませんが、オーブンに入れられる製品があるのはこのタイプです。

つまみまで金属の一体構造だと加熱中に熱くなるため、素手ではつかめません。

厚手の鍋を持っていて、蓋の寸法を合わせて買い足したい人、オーブン調理までやる人向けです。

木・竹の蓋

土鍋や和風の鍋に付属することが多く、木が蒸気を吸うため水滴が煮汁に落ちにくいという作りです。

食洗機は基本的に使えません。

洗ったあとに立てて乾かす手間がかかり、扱いを誤るとそりや黒ずみが出ます。

土鍋でご飯を炊く、鍋料理をそのまま食卓に出すといった場面がある人向けです。

シリコン蓋

柔らかいシートを鍋の縁に密着させる形で、サイズの違う鍋やボウルに1枚で兼用できるものがあります。

密閉性は高くても圧力がかかる調理には向かず、強火で長時間の煮込みには使いにくいです。

鍋の数が多くて蓋を揃えきれない人、残った料理をそのまま冷蔵したい人に向いています。

単品で買う鍋蓋は、鍋の縁の外側を測ってから選びます

鍋のサイズ表記は内径を基準にしていることが多く、その数字だけで蓋を買うと合いません。

まず鍋の縁の外側を、いちばん広い方向でメジャーで測ってください。

次に、縁の上にかぶさる外かぶせを選ぶなら、その外径より少し大きい寸法が必要です。

鍋の内側に落ちる内かぶせなら、縁の内側の寸法が基準になります。

あわせて確かめたいのが鍋の取っ手です。

片手鍋は取っ手の付け根が縁より高い位置にあることがあり、外かぶせの蓋がその段差に乗り上げて隙間ができます。

鍋の縁が全周で同じ高さかどうかを見てから、蓋のタイプを決めてください。

ガラス蓋は縁に金属リングがあるため、実測より数ミリ大きくなる点も覚えておくと選びやすくなります。

蒸気穴のあるなしで、煮汁の減り方と吹きこぼれが変わります

蒸気穴のある蓋は内部の圧力が上がりにくく、吹きこぼれが起きにくい作りです。

その代わり水分は逃げていくので、少ない煮汁で煮る料理では途中で足す必要が出ます。

穴のない蓋は水分を保ちますが、麺類や豆をゆでると泡が縁から吹き出しやすいです。

同じ鍋で両方の料理を作るなら、火加減で調整するか、蓋をずらして隙間を作る使い方になります。

つまみの素材もここに関わります。

金属の一体型は加熱中に熱くなるため、外すときに必ず布か鍋つかみが必要です。

樹脂や木のつまみは熱が伝わりにくい反面、オーブンには入れられません。

素手でつかむ前提で選ぶ人は、つまみの形と厚みが合う鍋つかみの耐熱温度とサイズで解説している目安も確かめてください。

食洗機とオーブンに入れられるかは、つまみと縁で決まります

「ステンレス製だから食洗機に入れられる」とは言えません。

判断が分かれるのは金属部分ではなく、つまみの樹脂や木部、そしてガラス蓋の縁のリングです。

リングの内側に水が入る構造だと、洗浄後に水が残って汚れの原因になります。

食洗機に入れられるかは、本体表示と取扱説明書で確認してください。

本体は対応でもつまみは手洗い指定という製品があります。

オーブンも同じで、金属蓋であっても樹脂のつまみが付いていれば入れられません。

鍋本体とセットで「オーブン可」と書かれている場合も、上限温度が指定されていることがあります。

手入れの面では、ステンレスに塩素系漂白剤を使わないでください。

腐食の原因になります。

においや着色が気になるときは、メーカーが指定している方法を確認してから作業してください。

取っ手のネジが緩んだときと、替えどきの見きわめ

金属蓋でいちばん先に不具合が出るのはつまみです。

多くはネジ1本で留まっているので、緩んだだけならドライバーで締め直せます。

ネジが折れた、つまみが割れたという場合も、ネジ径とつまみの高さが合えば単品の交換部品で直せることがあります。

測る箇所と選び方は鍋蓋の取っ手のネジ径と高さの測り方で解説しています。

一方で、買い替えたほうがよい状態もあります。

ガラス蓋に欠けやヒビが見つかったら、そこから割れが広がるため使用をやめてください。

金属蓋は縁がゆがんで鍋に密着しなくなったら替えどきです。

木の蓋は、洗って乾かしてもにおいが取れない、割れが縁まで達しているといった段階で交換を考えます。

つまみだけ直せるのか本体ごとなのかで判断が変わるので、まず不具合がどこに出ているかを見てください。

外した鍋蓋の置き場所と、収納の考え方

調理中に外した蓋は、裏返して作業台に置くと水滴が広がり、そのまま鍋に戻すと汚れも一緒に入ります。

立てて水を切る道具を使うと、この行き場のない数分を処理できます。

鍋のサイズごとの合わせ方は鍋蓋置きのサイズと自立式の違いで解説しています。

しまうときは、蓋の高さが問題になります。

ドーム型の蓋は積み重ねができず、引き出しに寝かせると1枚で場所を取ります。

縦に立てるラックを使うか、鍋に乗せたまましまうかで必要なスペースが変わるので、鍋蓋の収納方法とスペースの目安で解説している置き方から、自分の収納に入る形を選んでください。

よくある質問

鍋のメーカーと違う鍋蓋でも使えますか

寸法が合えば使えます。

ただし縁の形とつまみの高さが合っているかを実測で確かめてください。

同じ表記のサイズでも、外かぶせと内かぶせでは必要な寸法が違います。

圧力鍋や無水調理をうたう鍋は、蓋と本体の合わせ面で性能が決まる作りなので、他社の蓋への交換は勧められません。

ガラス蓋と金属蓋、どちらを買えばいいですか

煮え具合を見ながら火加減を変える料理が多いならガラス蓋、オーブンに入れる予定があるか、落としても割れない丈夫さを優先するなら金属蓋です。

重さの差もあるので、毎日何度も開け閉めする鍋なら軽い金属蓋のほうが扱いやすいでしょう。

蒸気穴のない蓋で吹きこぼれます。どうすればいいですか

火力を落とすのが基本で、それでも収まらないときは蓋を少しずらして隙間を作ってください。

麺類やアクの多い豆を頻繁にゆでるなら、蒸気穴のある蓋を1枚用意しておくと使い分けられます。

鍋蓋がにおうときはどうしますか

においが出やすいのは、ガラス蓋の縁のリングの内側と、木の蓋の表面です。

リング部分は分解できない製品が多く、洗ったあとに立てて完全に乾かすのが現実的な対処になります。

ステンレス部分に塩素系漂白剤は使わないでください。

落とし方はメーカーが指定している手入れ方法を確認してください。

まとめ

鍋蓋を選ぶ順序は、鍋の縁の実寸を測って合う寸法を絞り、そのうえで中身が見えるガラスか、オーブンまで使える金属か、土鍋向きの木か、兼用できるシリコンかを決めるという流れになります。

蒸気穴とつまみの素材は、その鍋で何を作るかで決まります。

食洗機とオーブンの可否は素材名だけでは判断できないので、必ず本体表示と取扱説明書を確認してください。

ぜひ本記事の素材別のタイプと実寸の測り方を参考に、いま使っている鍋に合う1枚を選んでください。

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