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保温弁当箱はどれを選ぶ?容量・保温力・タイプの違いを比較

保温弁当箱はどれを選ぶ?容量・保温力・タイプの違いを比較

同じ棚に並ぶ保温弁当箱でも、温かいまま運べるのがご飯だけの製品と、汁物まで運べる製品があります。

作りは大きく3タイプで、ステンレス製の保温容器にご飯だけを入れるもの、丼のように具とご飯を重ねるもの、ご飯・おかず・汁物の容器を保温ケースにまとめて収めるランチジャーに分かれます。

サーモス・象印・タイガーがそれぞれ複数の容量を出していますが、容量の数字だけで選ぶと、ご飯が思ったほど入らないことがあります。

おかずは冷ましてから詰める前提で作られた製品もあり、そこを知らずに買うと使い方が合いません。

本記事では、タイプごとの構造の違い、ご飯の量からの容量の合わせ方、おかずの扱い、パッキンの手入れまで解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ご飯だけ温めるのか、汁物まで運ぶのかで保温弁当箱は変わります

保温する範囲が決まると、容器の数と全体の大きさ、そして重さがまとめて決まります。

ご飯だけを温かく運ぶなら、ステンレスの保温容器ひとつと常温のおかず容器という構成で済み、カバンの容積もそれほど取りません。

汁物やスープまで温かく運ぶなら容器は3つから4つになり、それを収める保温ケースも大きくなります。

同じ「保温弁当箱」という名前でも、荷物の総量は倍近く違います。

もうひとつ知っておきたいのが、おかずの扱いです。

多くの製品は、ご飯とスープの容器だけを保温構造の中に置き、おかず容器は保温されない位置に収める設計になっています。

メーカーの取扱説明書では、おかずは冷ましてから詰めるよう案内されている場合があります。

温かいおかずを長時間持ち歩く使い方を想定した製品ではないので、購入前に説明書の記載を確認してください。

保温の範囲が決まらないうちに容量やメーカーから見始めると、比べる対象が揃いません。

まずご飯だけか、汁物までかを決めてください。

容器の数と保温する範囲で分かれる保温弁当箱の3タイプ

売り場に並ぶ製品は、容器の構成で見るときれいに3タイプに分かれます。

ご飯だけを保温するタイプ

ステンレス魔法びん構造の容器にご飯を入れ、おかずは別容器に常温で詰める構成です。

保温するのが1容器だけなので全体が小さくまとまり、リュックや通勤カバンに入れやすくなります。

おかずは前日の作り置きでも組み合わせやすい一方、スープや味噌汁は運べません。

この構成の使い分けは保温弁当箱のご飯だけタイプとおかずの使い分けで解説しています。

丼タイプ

ご飯の上に具材をのせて食べる形を想定し、ご飯容器と具材容器を上下に重ねる構成です。

牛丼や親子丼、カレーのように、食べる直前に合わせたい献立に向きます。

具材容器に汁気が多いものを入れると、持ち運びの向きによってはふたのすき間から漏れることがあります。

汁気への対処は保温弁当箱の丼タイプの容量と汁もれ対策で解説しています。

保温ケースにまとめるランチジャータイプ

ご飯・おかず・スープの容器を専用ケースに収める構成で、容器数は3つから4つになります。

汁物まで運べて量も入る反面、ケースの外寸が大きく、重量もいちばん重くなります。

ランチジャーの容量差は象印の保温弁当箱とランチジャーの容量比較で解説しています。

タイプ別に向いている人と、選ばないほうがいい人

タイプ容器の構成向いている人選ばないほうがいい人
ご飯だけ保温保温容器1つ+常温おかず容器荷物を小さくしたい人、おかずは冷たくても気にならない人味噌汁やスープを毎日飲みたい人
丼タイプご飯容器+具材容器丼物やカレーを食べたい人、おかずを1品で済ませたい人おかずを3品以上詰め分けたい人
ランチジャー保温ケース+3〜4容器汁物まで欲しい人、しっかり量を食べる人薄型のカバンで通勤する人、荷物の重さを減らしたい人

迷いやすいのは、ご飯だけ保温と丼タイプの間です。

判断の材料になるのは、おかずを何品詰めたいかという点です。

3品以上を彩りよく詰めたいなら、おかず容器が独立しているご飯だけ保温のほうが扱いやすくなります。

1品のせて食べる献立が多いなら丼タイプが合います。

同じタイプの中でも容量の刻み方はメーカーで違うので、サーモスの保温弁当箱の容量とタイプの違いやタイガーの保温弁当箱のサイズと保温力の見分け方で、実際のサイズ展開を見比べてください。

保温弁当箱の容量は、ミリリットルではなくご飯の量から逆算する

ご飯容器の容量はミリリットルで書かれていますが、炊いたご飯は詰め方でかさが変わるため、数字だけでは1食分が入るかどうか分かりません。

メーカーはご飯容器の表記にあわせて「ご飯○グラム」「茶碗○杯分」という目安を併記していることが多く、こちらを基準にするほうが外しません。

手順は単純です。

家で使っている茶碗にいつも食べる量のご飯を盛り、それをキッチンスケールで量ってください。

その数値と、製品が示すご飯の目安量を突き合わせます。

男性で丼一杯を食べる人と、女性で小盛りの人では、必要なご飯容器の容量が倍近く違うことがあります。

もうひとつ測るものがあります。

保温ケースの外寸と、いつも使うカバンの内寸です。

ランチジャータイプは縦長のものと横長のものがあり、同じ容量でも入る・入らないが分かれます。

カバンに立てて入れられるか、横に寝かせて入れるならふたの向きで漏れないかまで考えてください。

容量ごとの目安は保温弁当箱の容量の目安一覧で解説しています。

保温弁当箱の選び方で失敗しやすい4パターン

  • ミリリットルの数字だけで選び、ご飯が1食分入らなかった
  • 保温ケースの外寸を測らずに買い、通勤カバンに収まらなかった
  • おかずも温かく保てると思っていたが、ご飯とスープだけを保温する設計だった
  • 洗う部品の数を数えずに買い、毎日の洗い物が増えた

いちばん多いのは1つめと3つめです。

ご飯の量は前の見出しで書いた方法で確かめられます。

おかずの保温については、商品ページの「保温容器」「保温ケース」がどの容器を指しているかを読み分けてください。

ご飯容器とスープ容器だけがステンレス製で、おかず容器は樹脂製という構成なら、おかずは常温で運ぶ設計です。

保温にこだわらない選択肢を検討する余地もあります。

職場に電子レンジがあるなら、レンジ対応の樹脂製弁当箱のほうが軽く、洗う手間も少なくなります。

タイプごとの向き不向きは弁当箱の人気タイプの用途別の選び分けで解説しています。

毎日洗う部品の数と、パッキンが単品で買えるか

保温弁当箱は容器が複数あるぶん、洗う部品が増えます。

ランチジャータイプなら、ご飯容器・おかず容器・スープ容器・それぞれのふた・パッキン・保温ケースまで含めて、毎日8点前後を洗う日もあります。

購入前に部品構成の写真を見て、点数を数えておいてください。

においや汚れが残りやすいのはパッキンの溝です。

ふたから外せる構造なら毎回外して洗えますが、外せない製品もあります。

商品ページや取扱説明書で、パッキンが取り外せるかを確認してください。

あわせて、パッキンが交換部品として単品で買えるかも見ておくと、劣化したときに本体を買い替えずに済みます。

食洗機に入れられるかは、本体・ふた・パッキンで別に指定されていることがあります。

本体は対応でもパッキンは手洗い指定という製品があるので、部品ごとの表示と取扱説明書で確認してください。

ステンレス製の保温容器に塩素系漂白剤を使うのは腐食の原因になるため避けてください。

洗いやすさで製品を比べる視点はスケーター弁当箱のサイズ・素材・洗いやすさの比較で解説しています。

よくある質問

おかずも温かいまま持ち歩けますか

製品によって設計が違います。

おかず容器が保温構造に入っていない製品では、おかずは冷ましてから詰める前提です。

温かい食品を長時間そのまま置く使い方については、取扱説明書の指示に従ってください。

保温効力はどれくらい持ちますか

メーカーは満量・室温20度・6時間後といった条件つきで保温効力を公表しています。

実際の温度の下がり方は、入れる量・外気温・ふたを開けた回数で変わります。

少量しか入れないと数字どおりにはなりません。

電子レンジで温め直せますか

ステンレス製の保温容器は電子レンジに入れられません。

樹脂製のおかず容器がレンジ対応になっている製品もありますが、部品ごとに表示が違います。

本体とふたの表示、取扱説明書の記載を確認してください。

パッキンが劣化したら本体ごと買い替えですか

メーカーが交換部品としてパッキンを販売している製品なら、単品で入手できます。

取扱いは店舗や時期で変わるので、型番を控えてメーカーの部品案内や販売店に問い合わせてください。

夏場でも使えますか

保温構造の容器に冷たいものを入れて冷たさを保つ使い方ができる製品もありますが、対応は製品ごとに違います。

夏場は詰めてから食べるまでの時間が長くなるほど条件が悪くなるので、取扱説明書の指示に従ってください。

まとめ

選ぶ順番を間違えないことが、保温弁当箱でいちばん効率のよい絞り込み方です。

温かく運びたいのがご飯だけか汁物までかを決め、次にいつも食べるご飯の量を量り、その量が入る容器の製品に候補を絞ります。

最後に保温ケースの外寸とカバンの内寸を突き合わせれば、候補はかなり少なくなります。

おかずを温かいまま運ぶ設計かどうか、パッキンが外せて単品で買えるかどうかは、買ってから変えられません。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と、ご飯の量から逆算する手順を参考に、自分の1食分に合う容量を選んでください。

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