土鍋ごはん1合は何号がいい?|サイズと水加減・時間の目安

「1合炊き」と書かれた土鍋が、5号(直径約15cm)と6号(約18cm)の両方で並んでいます。
1合は米180mlで、重さにすると約150g、炊き上がりは約330gほどになり、茶碗2杯分です。
ところが土鍋側の表示は号数と満水容量が中心で、炊ける合数が書かれていない製品もあるため、数字を見比べても自分の1合に合うのかが分かりません。
本記事では、1合という量の定義・号数と容量の対応・合数表記が製品ごとにずれる理由・サイズが合わないときに起きることを解説します。

キッチン小物ラボ編集部
キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
土鍋ごはん1合は米180ml、炊き上がりで約330g
「合」は尺貫法(しゃっかんほう)の体積の単位で、計量法上の1合は約180.39mlです。
炊飯器に付属する計量カップはこの180mlのすり切りで、土鍋で炊く場合も米の量としては同じ1合を指します。
重さは品種や乾き具合で前後しますが、白米ならおよそ150gです。
炊き上がると水を吸って重さは2.2倍前後になり、1合から約330gのごはんができます。
茶碗1杯を150gとすれば2杯強、おにぎり1個100gなら3個ほどの量です。
ここで混同しやすいのが、米の量を表す「合」と、鍋の大きさを表す「号」と「満水容量」の関係です。
1合は中身の量、号数は鍋の直径、満水容量は縁まで水を入れたときの量で、三つとも別のものを測っています。
1合に合う土鍋のサイズは5〜6号(直径15〜18cm)
号数は直径を尺貫法で表した数字で、1号がおよそ3cm、6号なら直径18cm前後になります。
容量の表記ではないので、同じ6号でも浅い鍋と深い鍋では入る量が変わります。
| 号数 | 直径の目安 | 満水容量の目安 | 炊ける量の目安 | 向く使い方 |
|---|---|---|---|---|
| 4号 | 約12cm | 400〜600ml | 炊飯には小さい | 薬味や取り分け用 |
| 5号 | 約15cm | 700ml〜1L | 1合前後 | ひとり分だけ炊く |
| 6号 | 約18cm | 1〜1.5L | 1〜2合 | ひとり〜二人分、おかゆも作る |
| 7号 | 約21cm | 1.8〜2.5L | 2〜3合 | 家族分をまとめて炊く |
1合は米180mlに水200ml前後を加えて約400mlですが、沸騰すると泡と煮汁が持ち上がるので、満水容量はその2〜3倍ほしいところです。
1合だけなら5号、いずれ2合も炊くなら6号から選ぶと外しません。
号数と人数の対応は土鍋のサイズ早見表で解説しています。
手持ちの土鍋で1合が炊けるかを確かめる手順
満水容量を計量カップで測る
箱も説明書も残っていない場合は、鍋に水を注いで測ってください。
計量カップで180mlずつ入れていき、内側の縁から1cm下まで来たところで止めれば、その合計が使える容量です。
1L前後あれば1合はゆとりを持って炊けますが、600mlを下回ると吹きこぼれます。
内側の深さも合わせて測る
同じ6号でも、すき焼き鍋のような浅い形と、炊飯向けの深い形があります。
浅いと水位が下がって米が底に広がり、沸騰しても対流しにくくなるため、直径が足りていても炊飯には向きません。
米と水を入れた状態で、鍋の高さの半分以下に収まるかを目で確かめてください。
「1合炊き」の表記が製品ごとにずれる理由
同じ1合炊きでも鍋の大きさが違うのは、表記の基準が3つに分かれているためです。
号数は直径だけを示し、満水容量は縁まで入れた量、炊飯容量(実用容量)は吹きこぼれの余裕を引いた量で、満水容量と炊飯容量では倍近く違うこともあります。
炊飯専用として作られた土鍋は吹きこぼれを抑えるために深く、二重蓋や小さめの蒸気穴を備えた形が多いので、同じ満水容量の鍋物用より炊ける量が多めに表示されます。
産地ごとに定番の形も違い、萬古焼(ばんこやき)のように炊飯向けの厚手の鍋が多い産地もあります。
号数と人数の対応は萬古焼の土鍋のサイズ目安で解説しています。
見る順序ははっきりしています。
合数か炊飯容量の表記があればそれを優先し、無ければ満水容量、号数しか書かれていなければ直径と内側の深さを実測してください。
鍋が大きすぎるとき・小さすぎるときに起きること
大きすぎる鍋で1合を炊くと、底面積に対して水が少なく、水位が浅くなります。
沸騰しても上下の対流が弱いため、上の米に水が回らないまま底だけ加熱されて、芯が残ったり底が焦げたりします。
蒸気の抜ける面積も広いので、同じ時間でも水分が飛びやすいです。
小さすぎれば逆に、沸き上がった煮汁が蓋を押し上げて外へ流れ出します。
吹きこぼれは火加減の調整だけでは止めきれず、コンロの掃除も増えます。
1合用に5号を買ったあとで二人分を炊くようになると買い替えになるので、炊く量が増える見込みがあるなら6号にしてください。
号数と炊飯容量はどこに書いてあるか
売り場では箱の側面か底面のラベル、通販なら仕様表に、号数・外径・高さ・満水容量が並んでいます。
炊飯用と銘打った製品はここに「1合炊き」「2〜3合炊き」と合数が併記されているので、その数字がいちばん確実です。
本体の底に窯元名と号数の刻印だけが入っている製品もあり、その場合は水を注いで容量を測ってください。
火の種類も同じ欄で確認します。
土鍋は直火専用が基本で、IHで使えるのは底に発熱体を組み込んだ製品か、専用の発熱プレートを併用するタイプに限られます。
オーブンや電子レンジ、食洗機に入れられるかは製品ごとに条件が違うため、本体表示と取扱説明書に従ってください。
IH対応の見分け方は土鍋でのIH炊飯の可否で解説しています。
よくある質問
1合だけ炊くなら5号の土鍋で足りますか
満水容量が700ml以上あれば足ります。
米と水で約400mlになり、沸き上がりの余裕を含めても収まる大きさです。
ただし5号でも浅い形だと水位が下がるので、直径ではなく容量と深さで判断してください。
1合炊きの土鍋で2合は炊けますか
勧められません。
表示された合数を超えると吹きこぼれやすく、加熱のむらも出ます。
2合を炊く予定があるなら、2〜3合炊きの表記がある鍋か6号以上を選んでください。
土鍋ごはん1合の水の量はどれくらいですか
米180mlに対して水200〜220mlが目安で、米の重量の1.1〜1.2倍にあたります。
新米や無洗米では吸水量が変わるので、一度炊いて硬さを見てから10mlずつ調整しましょう。
研いだあと30分ほど吸水させると芯が残りにくくなります。
火加減を自分で見ずに炊きたい場合は電気式という選択肢もあり、合数ごとのモデルはタイガーの土鍋炊飯器の合数の目安で解説しています。
まとめ
1合は米180ml・約150gで、炊き上がりは約330gです。
この量を無理なく炊けるのは満水容量700ml〜1.5Lの5〜6号で、号数は直径しか表さないため、容量と内側の深さまで見て選ぶと失敗しません。
表示に合数か炊飯容量があればそれを優先し、号数だけの製品は水を注いで実測してください。
ぜひ本記事の号数と容量の早見表を参考に、手持ちの土鍋と買い替え候補のサイズを確かめてください。





