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せいろの代用はできる?鍋・ザル・フライパンのサイズ合わせ

せいろの代用はできる?鍋・ザル・フライパンのサイズ合わせ

せいろがないまま蒸し料理のレシピを開くと、必要なものは「鍋とざる」と書いてあります。

ただ、この代用でつまずくのは道具の種類ではなく寸法です。

せいろは湯を沸かす鍋・食材を底から持ち上げる台・蒸気をためる蓋の3点で成り立っていて、代用するときもこの3つを手持ちの道具で組み直すことになります。

内径20cmの鍋に表記24cmのざるは入りませんし、入ったとしても底が湯に触れれば蒸すのではなく煮ることになります。

本記事では、代用に使える道具の3タイプ・鍋の内径と深さから寸法を決める手順・サイズが合わないと何が起きるかを解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

せいろの代用とは、蒸気の通り道を手持ちの道具で組み直すこと

せいろを使った蒸し調理では、鍋で沸かした湯から立つ蒸気がせいろの底のすだれを通り抜け、蓋の下にたまって食材を包みます。

代用で置き換えるのは、このうち中段の台と蓋の2つです。

鍋はそのまま鍋を使い、台の役割をざるや蒸し板に、蓋の役割を鍋蓋やアルミホイルに振り分けます。

竹や杉のせいろは、蓋の内側で結露した水を木が吸うため水滴が食材に落ちにくい作りになっています。

金属やガラスで代用すると結露した水がそのまま落ちるので、蒸しパンや点心のように表面の状態が気になるものでは差が出ます。

落ちる水を減らしたいときは、蓋と食材の間に布巾を渡すか、器に薄く蓋をかぶせて蒸してください。

「蒸す」と「煮る」を分けるのは水位だけ

食材や器の底が湯に触れた時点で、それは蒸し調理ではなく煮る調理になります。

底上げする高さは、沸騰して湯面が上下することを見込んで湯面から2cm以上を目安にしてください。

逆に湯が少なすぎると途中で蒸発しきってしまうので、鍋底から2〜3cmの湯を張り、加熱が20分を超えるようなら差し湯を用意しておくと安心です。

せいろの代用に使える道具は3タイプ|底上げ型・容器型・鍋一体型

手持ちのものでまかなうなら、役割ごとに次の3タイプのどれかに当てはめて考えると絞りやすくなります。

タイプ使うもの向いている場面
底上げ型ステンレスざる、蒸し板、伏せた耐熱皿、丸めたアルミホイル手持ちの鍋を活かしたい。器ごと蒸したい
容器型シリコンスチーマー、耐熱ガラス容器、電子レンジ用の蒸し容器コンロを使わずに少量を蒸したい
鍋一体型蒸し器付き鍋、パスタ鍋の中かご、圧力鍋の中網すでに二段の鍋やかご付きの鍋を持っている

底上げ型はいちばん融通が利く反面、鍋との寸法の噛み合わせを自分で確かめる必要があります。

容器型は寸法の問題がほぼ起きませんが、加熱できるかどうかは製品ごとの表示に従ってください。

鍋一体型は付属品の径が最初から合っているので、持っているなら迷わずこれを使うのが確実です。

二段以上を同時に蒸したい場合の鍋の選び方は、蒸し器と鍋の選び方で解説しています。

鍋の内径と深さから代用品の寸法を決める

測るのは鍋の内径・鍋の深さ・蓋の形の3つです。

この3つが分かれば、使える底上げ型の道具は自動的に絞られます。

内径から1〜2cm引いた径を選ぶ

ざるや蒸し板は、鍋の内径ぴったりでは入らないか、入っても取り出せなくなります。

内径から1〜2cm引いた径を上限にしてください。

ただし小さすぎると鍋の中で傾いて食材が湯に落ちるので、内径の7割を下限の目安にします。

内径20cmの鍋なら、14〜18cmの範囲が使いやすい寸法です。

深さは「湯3cm+底上げ2cm+食材の高さ」で足し算する

深さは高さの合計で判断します。

湯を3cm、底上げの脚やざるの高さを2cm、そこに食材や器の高さを足した数字が鍋の深さを超えると、蓋が閉まりません。

肉まんや茶碗蒸しの器は高さが7〜8cmになることがあるので、浅いフライパンでは足りない場合があります。

ガラス蓋のように中央が盛り上がった蓋なら、その分の余裕を使えます。

同じ24cmでも入らない|表記のずれ方と読み方

ざるの「24cm」はふちの外径を指すのが一般的で、鍋の「24cm」は上端の径を指しますが、外径で書くメーカーと内径で書くメーカーの両方があります。

表記だけを見比べて同じ数字なら入ると考えると、まず入りません。

さらに鍋は側面が内側へ絞られている形もあるため、上端の内径では通っても途中でつかえることがあります。

蒸し板は鍋の内径を基準に「◯〜◯cmの鍋用」と幅で書かれている製品が多く、この表記は比較的そのまま使えます。

それでも自分の鍋の内径を測ってから照らし合わせてください。

判断の順序としては、鍋の内側の縁から縁までを実測し、その数字から1〜2cmを引いた値を上限として道具の表記径を見る形になります。

表記の意味が書かれていないときは、実測値のほうを信じてください。

電磁調理器で蒸すときは、鍋そのものが対応品かどうかも別に確認が必要です。

対応鍋の径と蒸し板の合わせ方はせいろをIHで使う場合の対応鍋と蒸し板のサイズで解説しています。

寸法が合わない代用で起きること

径が大きすぎるざるを無理に押し込むと、ふちが鍋の側面に引っかかって斜めに固定され、低い側の食材だけが湯に浸かります。

反対に小さすぎると加熱中に傾いて器が落ちます。

どちらも蒸し上がりが不均一になるうえ、取り出すときに熱湯へ手を近づけることになるので危険です。

深さ不足はもっと分かりにくい形で出ます。

蓋が数ミリ浮いた状態では蒸気がそこから抜け続け、庫内の温度が上がりきらずに加熱時間だけが伸びます。

時間が伸びれば湯の減りも早くなり、気づかないうちに空焚きに近い状態になって、鍋底の変色や取っ手の傷みにつながります。

加熱が長い献立では、湯の残りを一度確認してから続けてください。

素材の組み合わせでも注意する点があります。

耐熱表示のないプラスチック製のざるは蒸気の熱で変形する可能性があるので使わないでください。

ガラス容器は急に冷水をかけると割れることがあるため、蒸し終わったらそのまま置いて冷まします。

電子レンジで代用する場合、金属製のざるやアルミホイルは入れられません。

手持ちの道具の寸法はどこに書いてあるか

鍋の径は、底面の刻印に「20cm」のように打たれているものと、電磁調理器の対応マークだけが刻まれているものがあります。

刻印の数字は多くの場合そのシリーズの呼び径で、内径とは一致しません。

確実なのは実測で、内側の縁から向かい側の縁まで定規を渡して測った値を控えておくと、通販で蒸し板やざるを選ぶときにそのまま使えます。

商品ページ側は、寸法欄に「外径」「内径」「深さ」がそれぞれ書かれているかを見てください。

外径だけしか書かれていない場合は、鍋に入れる用途では判断材料になりません。

耐熱温度と電子レンジへの対応は容器の底面か取扱説明書に書かれているので、加熱に使う前に確認します。

代用を何度も繰り返すうちに専用品へ切り替えるなら、手持ちの鍋の内径がそのまま選ぶ基準になります。

鍋との合わせ方と径の目安はせいろ蒸し器のサイズの選び方、一人分だけ蒸したい場合の直径と段数は一人用せいろのサイズの目安で解説しています。

よくある質問

プラスチックのざるでもせいろの代用になりますか

底面や柄に耐熱温度の表示があり、その温度が100度以上のものだけにしてください。

表示のないざるや、耐熱温度が100度未満のものは蒸気で変形する可能性があります。

判断がつかないときは、ステンレス製のざるか耐熱皿を伏せる方法に替えるのが安全です。

アルミホイルだけで底上げできますか

ホイルを太めの棒状にしてから輪にすると、簡易的な底上げの台になります。

軽い器なら使えますが、水を張った茶碗蒸しの器のように重いものを載せると潰れて傾くことがあります。

重さのあるものを蒸すなら、伏せた耐熱皿や蒸し板のほうが安定します。

電子レンジで蒸し料理の代用はできますか

電子レンジ対応と表示されたシリコン容器や耐熱ガラス容器を使えば、加熱そのものはできます。

ただし加熱時間や仕上がりは出力と分量で変わるため、製品の説明にある目安時間から始めて調整してください。

金属製のざるやアルミホイルは電子レンジに入れられません。

まとめ

せいろの代用でそろえるべきものは、湯を沸かす鍋・食材を2cm以上持ち上げる台・蒸気を閉じ込める蓋の3つです。

道具選びは鍋の内側を実測した内径から1〜2cmを引いた値を上限にし、湯3cmと底上げ2cmに食材の高さを足した数字が鍋の深さに収まるかで確かめます。

表記の24cmと実測の24cmは別物なので、迷ったら実測値を信じてください。

耐熱表示のない容器を加熱に使わないこと、電子レンジに金属を入れないことだけは、寸法とは別に守る条件になります。

ぜひ本記事の3タイプの比較表と寸法の足し算の手順を参考に、手持ちの鍋で無理なく蒸せる組み合わせを見つけてください。

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