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せいろシートのサイズの選び方|直径別の目安と代用のコツ

せいろシートのサイズの選び方|直径別の目安と代用のコツ

蒸し上がった肉まんを持ち上げたら、底の皮がすだれに張り付いてめくれてしまいます。

売り場で「せいろシート」を探すと、紙・シリコーン・布の3タイプが同じ用途で並んでいます。

呼び名に統一規格はなく、蒸し紙、せいろ用敷き紙、蒸し布と表記もばらばらです。

さらにサイズ表記が厄介で、せいろの直径18cmや21cmという数字は外径を指すものが多く、同じ数字のシートを買うと縁を這い上がって蒸気の通り道をふさぐことがあります。

本記事では、せいろシートの素材タイプ・サイズ表記の読み方・手持ちのせいろから逆算する選び方を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

せいろシートが指すものと、呼び名が統一されていない事情

せいろシートは、せいろの底のすだれ(竹を並べた簀の子部分)と食材の間に敷く敷物の総称です。

食材が竹に直接触れないようにして、皮や身が張り付くのを防ぎ、餡や油がすだれの隙間に落ちて残るのを減らすために使います。

この言葉に工業規格や公的な定義はありません。

同じ用途のものが「蒸し紙」「蒸し布」「せいろ用ペーパー」「蒸し器用シート」といった名前でも売られていて、逆に「せいろシート」という商品名で紙製とシリコーン製の両方が存在します。

名前で絞り込もうとすると探し漏れが出るため、素材とサイズの2点で見るほうが確実です。

敷物が必要かどうかは食材で変わります。

皮のある肉まんや点心、餅米、切り身の魚は張り付きやすい一方、皮つきのさつまいもや葉物野菜はそのまま並べても問題になりにくいです。

せいろそのものの構造や素材の違いはせいろのサイズ・素材の選び方と鍋との合わせ方で解説しています。

せいろシートは紙・シリコーン・布の3タイプに分かれる

タイプ使い方の性質向いている人
紙(クッキングシート・蒸し紙)基本は使い捨て。穴あきと穴なしがある週に数回、点心や肉まんを蒸す人
シリコーン製マット洗って繰り返し使う。穴が最初から開いた製品が多いほぼ毎日せいろを使い、消耗品を買い足したくない人
布(蒸し布・さらし)洗って繰り返し使う。もち米や赤飯を包めるもち米や粉物を蒸す人

紙タイプは穴の有無で使い方が変わる

紙タイプでいちばん見落としやすいのが、穴あきと穴なしの区別です。

せいろは下から上がる蒸気が食材を包む道具なので、穴なしの紙を底いっぱいに敷くと、その一段が板でふさがれたのと近い状態になります。

穴なしを使うときは食材の下だけに敷いて縁との間に隙間を残すか、数カ所に穴を開けてください。

市販のクッキングシートを丸く切って使う方法も同じ考え方です。

シリコーンと布は洗える代わりに条件がつく

シリコーン製と布は繰り返し使えますが、耐熱温度と洗い方の条件が製品ごとに違います。

蒸し調理そのものは100度前後で進みますが、空焚きに近い状態や、鍋の湯が減って空になった状態では温度が上がります。

食洗機に入れられるかも製品表示と取扱説明書で確認してください。

布は使う前に水で濡らして固く絞ると、もち米が張り付きにくくなります。

なお、すだれのない金属製の蒸し板を使うタイプでは敷物の考え方が変わるため、ステンレスせいろの直径サイズと鍋の合わせ方で解説しています。

せいろの18cmという表記は外径を指すことが多い

せいろの直径表記は、多くの製品で縁の外側を測った外径です。

竹や杉の枠には厚みがあるため、実際に食材を置ける底の内径は表記より1〜2cmほど小さくなります。

ここを読み違えたまま「直径18cm」のシートを18cmのせいろに敷くと、シートの外周が枠に当たって立ち上がります。

シート側の表記も一様ではありません。

「直径◯cm」とシート実寸を書いた製品と、「◯cm用」とせいろの表記径に合わせた製品が混在しています。

前者は自分で内径と引き比べる必要があり、後者はメーカーが差分を織り込んだ数字です。

同じ「21cm」でも意味が違うので、パッケージの言葉づかいまで見てください。

表記径そのものの読み方はせいろ蒸し器の直径の目安と鍋との合わせ方で解説しています。

手持ちのせいろから敷くシートの直径を決める手順

買う前に測るのは1カ所だけです。

せいろの上からメジャーを入れ、すだれの上に乗せて枠の内側から内側までの寸法を読みます。

これが底の内径です。

段を重ねて使う場合も、内径は各段で共通です。

  • 穴あきのシートやシリコーンマットは、内径から1cmほど引いた直径を選ぶ
  • 穴なしの紙は、内径から3〜4cm引いた直径にして周囲に蒸気の通り道を残す
  • 市販のシートを切って使うなら、内径を直径とした円を描いて1cm内側で切る
  • 枚数は段ごとに1枚。二段せいろなら1回の蒸しで2枚使う

ぴったりの直径が見つからないときは、大きいほうを買って切るほうが失敗しません。

小さいものは足せません。

せいろを初めて使うときの湯の量や段の入れ替えはせいろの初めての下ろし方と蒸し方のコツで解説しています。

サイズと穴の有無が合わないと蒸気の通り道がふさがる

大きすぎるシートは、縁に沿って立ち上がって内側に壁を作ります。

一段で使う分にはまだ蒸せますが、二段以上に重ねると下段から上段へ抜ける蒸気が減り、上段の火の通りが遅れることがあります。

布をはみ出させて縁の外に垂らすのも避けてください。

垂れた端が鍋の湯に浸かったり、鍋肌に触れて汚れたりします。

小さすぎる場合は、食材の端がすだれに直に触れます。

肉まんの底や餡入りの点心では、そこだけ皮が張り付いてめくれます。

落ちた餡や油はすだれの隙間に入り込み、竹の黒ずみやにおいの残りにつながります。

汚れの落ち方は使い方と経過時間で変わるので、洗い方はせいろの取扱説明書で指定されている方法を確認してください。

対応サイズと耐熱温度はパッケージのどこに書いてあるか

紙製とシリコーン製はどちらも、パッケージ表面に「直径◯cm」または「◯cm用」、裏面か側面の品質表示欄に原材料・耐熱温度・使用上の注意がまとまっています。

確かめるのは、シート実寸か対応径かという表記の意味、耐熱温度、繰り返し使えるかどうか、そして電子レンジや食洗機に入れられるかの4点です。

通販で買うなら仕様表の同じ4項目を見ます。

商品写真だけで判断すると、穴あきか穴なしかが分からないことがあります。

「オーブン対応」と書かれていても蒸し調理での使用条件は別に書かれている場合があるため、注意事項の本文まで読んでください。

対応サイズの記載がない汎用品は、内径から逆算して切って使う前提で買うと確実です。

せいろ側の寸法をまとめて見比べたいときは国産せいろのサイズ早見表で解説しています。

よくある質問

普通のクッキングシートで代用できますか

できます。

ただし穴が開いていないので、そのまま底いっぱいに敷くと蒸気の通り道をふさぎます。

食材の下だけに敷いて周囲に余白を残すか、数カ所に穴を開けてください。

耐熱温度と使用条件はパッケージの表示で確認してください。

何も敷かずに蒸してはいけませんか

食材によります。

皮つきの野菜や葉物はそのまま並べても大きな問題になりにくく、肉まん・点心・魚の切り身は張り付きやすいです。

竹製のせいろは使う前に全体を水で湿らせるのが基本の使い方で、これだけでも張り付きは軽くなります。

シリコーンのシートは食洗機で洗えますか

製品によって違います。

本体表示と取扱説明書で対応を確認してください。

同じメーカーの製品でも、サイズや厚みによって条件が変わることがあります。

記載がなければ手洗いにしておくほうが無難です。

まとめ

せいろシートを選ぶときに数えるべき数字は、せいろの表記径ではなく底の内径です。

内径を1回測れば、紙・シリコーン・布のどのタイプでも直径は決められます。

穴なしの紙だけは周囲に3〜4cmの余白を残す前提で、内径より小さめを選んでください。

表記が「直径◯cm」なのか「◯cm用」なのかは製品ごとに違うので、パッケージの言葉づかいまで読むことが最後の確認になります。

ぜひ本記事のタイプ別の表と直径の決め方の手順を参考に、手持ちのせいろに合う一枚を選んでください。

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