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ホーロー鍋のおすすめの選び方|サイズと素材の違いを比較

ホーロー鍋のおすすめの選び方|サイズと素材の違いを比較

同じ「ホーロー鍋」の棚に、本体と蓋で3kgを超える鋳物の鍋と、1kg台の薄手の鍋が並んでいます。

どちらも金属の表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を焼き付けた鍋ですが、下の地金が鋳鉄か鋼板かで、蓄熱の仕方も重さも別物になります。

弱火で1時間煮込んで放っておきたいなら鋳物、みそ汁や下ゆでを毎日10分で済ませたいなら薄手が合います。

ここを取り違えると、重くて棚から出さなくなるか、焦げ付いて洗うのが面倒になるかのどちらかになります。

本記事では、鋳物と薄手の違い・タイプ別の向き不向き・直径からのサイズの決め方・欠けと空焚きへの注意点まで解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ホーロー鍋で最初に決まるのは、地金が鋳鉄か鋼板かという違い

ホーロー鍋の表面はガラスです。

酸や塩分に強く、トマトの煮込みや酢を使う料理でも金属の味が出にくく、においや色も残りにくいのが共通の長所です。

その代わりガラス質は衝撃に弱く、落とせば欠け、空焚きや急冷ではひびが入ります。

金属たわしや粉末のクレンザーで磨くのも避けてください。

ここまではどのホーロー鍋にも当てはまります。

おすすめを絞るときに差が出るのは、その下の地金が厚い鋳鉄か、薄い鋼板かという点です。

鋳物は熱をためこむので弱火でも温度が下がりにくく、重い蓋が蒸気を鍋の中へ戻します。

薄手は沸くまでが早く、片手で持ち上げて流しまで運べる軽さがあります。

同じ直径でも、鋳物の重さは薄手の2〜3倍になります。

つまり、煮込みを1時間放っておく道具と、汁物を毎日つくる道具では、選ぶ地金が反対になります。

鋳物と薄手をサイズ別に比べたい場合は、ホーロー鍋の選び方で厚みごとの使い分けを解説しています。

ホーロー鍋のタイプ別の違いは、蓄熱・軽さ・鍋の形に出ます

鋳物ホーロー鍋は弱火の煮込みとオーブン向き

厚い鋳鉄が熱をためるので、火を弱めても鍋の中の温度が落ちにくく、豆や角煮のように長く火を入れる料理で扱いやすくなります。

蓋が重いぶん蒸気が逃げにくく、水分の少ない煮物にも向きます。

代償は重さと収納で、水と具材を入れれば持ち上げるのに両手が必要です。

鋳物の丸型・オーバルの選び分けはストウブの鍋のサイズと形の違いでも解説しています。

薄手の鋼板ホーロー鍋は毎日の汁物と保存向き

板が薄いので火を付けてから沸くまでが早く、少量の下ゆでや温め直しに向きます。

表面がガラス質で酸や塩分に強いため、煮た果物やマリネをそのまま入れておける製品もあります。

焦げ付きやすさは弱点で、油の少ない炒め物や、飴色になるまでの炒めには向きません。

形で変わるのは入る食材と収納のしやすさ

深い丸型は汁物と煮込みの汎用型で、浅型やオーバルは底面が広く、魚や鶏の丸ごと、水分を飛ばす炒め煮に向きます。

ただし浅型は汁物を4人分作ると縁ぎりぎりになります。

片手鍋は1〜2人分の汁物や湯せん向きで、注ぎやすさが利点です。

タイプ別に向いている人と、選ばないほうがいい人

タイプ構造の特徴向いている人選ばないほうがいい人
鋳物・深い丸型地金が厚く蓄熱性が高い。蓋が重い週末に煮込みや作り置きをする人、オーブンまで使う人鍋を吊り棚や上段にしまう人
鋳物・浅型やオーバル底面が広く水分を飛ばしやすい魚や鶏を丸ごと、炒め煮を作る人汁物が中心の人
薄手の鋼板・両手鍋軽く沸きが早い。酸に強く保存にも使えるみそ汁や下ゆでを毎日作る人弱火で長時間煮込みたい人
薄手の鋼板・片手鍋少量向きで片手で注げる1〜2人分の汁物、離乳食、湯せんに使う人4人分を1つの鍋で作る人

迷ったときは、その鍋を月に何回コンロに載せるかで判断してください。

週1回の煮込みのために鋳物を選ぶのは合理的ですが、毎日2回使う鍋を鋳物にすると、洗って拭いて戻す作業が重さのぶんだけ負担になります。

両方を1つでまとめようとするより、用途を分けたほうが結果的に使う回数が増えます。

ホーロー鍋のサイズは人数ではなく直径から決める

直径ごとの目安

  • 直径16〜18cm:1〜2人分の汁物、下ゆで、少量の煮物
  • 直径20cm:2〜3人分のカレーや煮物。ご飯を炊く用途にも使いやすい大きさ
  • 直径22cm:3〜4人分の煮込みと作り置き
  • 直径24cm以上:4人分以上、塊肉や鶏を丸ごと入れる料理

容量の表示は満水の値なので、煮汁のある料理では7〜8割までにとどめてください。

鋳物は深さがあるほど満載時の重さが増えるので、22cmを買うなら水を張った状態を持ち上げられるかまで考えたほうが安全です。

鍋で米を炊くときの量の目安はル・クルーゼでの炊飯と米の量の目安で解説しています。

置き場所と熱源の実寸

鋳物は蓋のつまみまで含めた高さが出るため、コンロの上に置いたまま換気扇の下に収まるか、収納棚の段に入るかを測ってください。

電磁調理器を使う場合は、鍋底の直径が小さすぎると反応しない機種があります。

人数別の直径選びはル・クルーゼのサイズと鍋型の違いでも解説しています。

買ったあとで後悔しやすいのは、重さと蓋のつまみの見落とし

店頭で持ち上げた鋳物は軽く感じても、水と具材が入れば1〜2kgは増えます。

片手で流しへ運べない鍋は、洗い物の段階で使う気持ちが削られます。

売り場では本体と蓋を合わせた重量表示を見て、その数字に2kgを足した状態を想像してください。

蓋のつまみの材質も確認事項です。

樹脂や木のつまみは耐熱温度に上限があり、オーブンで使える温度が本体と違う製品があります。

オーブン調理を前提にするなら、つまみの耐熱温度が表示されているかを見てください。

金属製のつまみは高温に強い一方、加熱後は素手で触れません。

内側の色も使い勝手が変わります。

白い内面は汚れの落ち具合が見えて洗いやすく、そのぶん着色は目立ちます。

黒っぽいざらついた内面は焼き色を付ける調理に向き、着色は目立ちにくくなります。

色柄から選びたい場合の見方はレトロなホーロー鍋の色柄と使い勝手で解説しています。

ホーロー鍋の手入れと、欠け・空焚きへの対処

焦げ付きは、こそげ取るのではなくお湯に浸けてふやかしてから、木やシリコンのヘラで外してください。

金属たわし、粉末のクレンザー、研磨剤入りのスポンジは表面のガラス質に傷を付けます。

加熱直後の鍋に水をかけるのも避けてください。

急な温度差はひびの原因になります。

欠けは、外側の小さなものと内側のものを分けて考えてください。

内側で地金が見えている場合は、そこから錆びたり剥がれが広がったりする可能性があるため、使い続ける前にメーカーか取扱店に相談してください。

空焚きしてしまったときも、水をかけずに自然に冷まし、変色やひびがあれば同じく問い合わせてください。

消耗する部品は蓋のつまみです。

長く使うとネジが緩むので、外れる構造なら定期的に締め直してください。

つまみを単品で買えるかはメーカーによって違うので、購入前に交換部品の取り扱いがあるかを確認しておくと、本体を買い替えずに済みます。

ホーロー鍋は金属製のため、電子レンジには使えません。

よくある質問

ホーロー鍋は食洗機に入れられますか

製品ごとに違います。

本体は対応でも、木や樹脂のつまみ・取っ手は手洗い指定という例があるため、本体表示と取扱説明書で部品ごとの指定を確認してください。

電磁調理器(IH)で使えますか

鋳鉄も鋼板も磁石が付く素材ですが、使えるかは製品の対応表示で確認してください。

鍋底の直径が小さいと反応しない機種があるので、調理器側の対応鍋底サイズもあわせて見てください。

内側に残った茶色い着色は落ちますか

ぬるま湯に浸けてふやかし、柔らかいスポンジで洗うのが基本の手入れです。

金属たわしと研磨剤は使わないでください。

漂白剤や重曹を使ってよいかはメーカーの手入れ方法に従ってください。

鋳物と薄手、1つだけ買うならどちらですか

コンロに載せる回数で決めてください。

毎日使うなら軽い薄手、週末の煮込みや作り置きが目的なら鋳物が合います。

まとめ

ホーロー鍋のおすすめは順位で決まるものではなく、地金の厚みと直径が使う場面に合っているかで決まります。

弱火で長く煮るなら鋳物、毎日の汁物と下ゆでなら薄手の鋼板を選び、直径は作る量から逆算してください。

表示の容量は満水の値なので、煮汁のある料理では7〜8割までと考えておくと吹きこぼれません。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と直径の目安を参考に、自分がその鍋を月に何回コンロへ載せるかまで考えてから選んでください。

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