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フライパンのふたのサイズの合わせ方|素材と形の違いを比較

フライパンのふたのサイズの合わせ方|素材と形の違いを比較

フライパンのふたを買い足すとき、最初に見るのは直径の表記です。

26cmのフライパンに26cmのふたが合うとは限らず、外径で合わせる製品と内径で合わせる製品が混在しているため、同じ数字でもふちに乗らなかったり、逆に落ち込んで密着しなかったりします。

しかもフライパン側の26cmは上端の外径を指すのが一般的で、底面の直径ではありません。

素材もガラス・ステンレス・シリコンで重さと手入れの手間が変わり、食洗機に入れられるかはツマミの材質で分かれます。

本記事では、ふたのサイズの測り方・ガラスとステンレスとシリコンの違い・何にでも使える汎用ふたの向き不向き・買う前に確かめる表示を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

フライパンのふた選びで最初に決まるのは直径の合わせ方

ふた選びの失敗のほとんどはサイズで起きます。

フライパンの「26cm」は上端の外径を指す表記が一般的ですが、ふた側は外径表記の製品と、フライパンの内側に落とし込む内径基準の製品が混在しています。

外径26cmのふたを外径26cmのフライパンに乗せると、ふちの縁取りのぶんだけわずかに広く、ぐらついて蒸気が横から抜けることがあります。

そのため確かめるのは、手持ちのフライパンの上端の内側から内側までの寸法です。

定規を渡して測り、ふた側の仕様に書かれた「適合サイズ」と照らしてください。

多くのメーカーはふたの実寸とは別に「26cm用」といった適合表記を出していて、この表記どおりに選ぶのがいちばん確実です。

実寸だけで判断すると、ふちの形状の違いを見落とします。

もうひとつ見るのが、フライパンの上端の形です。

縁が外側へ反っている(フレア形状の)フライパンは、まっすぐな縁のものより上端の内径が大きく、同じ26cm表記でも1〜2mmずれます。

注ぎ口が左右に付いているタイプも、ふたが片側に逃げて密着しません。

こうした形のフライパンには、メーカー純正のふたか、直径に幅をもたせたシリコンふたのほうが収まりやすいです。

ふたの素材はガラス・ステンレス・シリコンで手入れが変わる

強化ガラスのふた

中が見えるため、麺のゆで具合や餃子の焼き色を確かめるのに向きます。

そのかわり厚みがあり、同じ26cmでもステンレスやシリコンより重く、落とすと割れます。

ふちに金属の枠が付いた製品は枠と板の境に水が残りやすいので、洗ったあとに立てて乾かしてください。

食洗機に入れられるかは製品ごとに違い、ガラス部分は対応でもツマミの樹脂が非対応という例があります。

本体表示と取扱説明書で確かめてください。

ステンレスのふた

割れる心配がなく、縁の立ち上がりが浅い製品なら重ねて収納できます。

中が見えないので、火加減を音と時間で判断することになり、蒸し焼きに慣れていない人には扱いにくい面があります。

金属なので加熱中はふた全体が熱くなり、ツマミまで金属一体のものは素手で触れません。

鍋つかみを常備しているかどうかで選び分けてください。

シリコンのふた

柔らかく、丸めて引き出しに入る薄さが利点です。

縁がしなるため多少のサイズ違いを吸収しやすく、注ぎ口付きのフライパンにも乗ります。

一方で自重が軽いぶん蒸気で浮きやすく、強火での蒸し焼きには向きません。

耐熱温度は製品ごとに表示が異なるので、直火に近い位置で使う前に必ず確かめてください。

油を使った料理のあとはにおいが残りやすく、洗ったあとの乾燥を省くと次に使うときに気になります。

フライパンのふたのタイプ別比較と、向いている人

タイプ構造の特徴向いている人
強化ガラス+樹脂ツマミ中身が見える。厚みがあり重い焼き色や煮詰まり具合を目で確かめたい人
ステンレス(金属ツマミ)割れない。加熱でツマミまで熱くなる鍋つかみを常に使う人、落としやすい環境の人
シリコン(薄型)丸められる。サイズの誤差を吸収する収納場所が引き出しだけの人、注ぎ口付きを使う人
汎用(複数サイズ兼用)段差や傾斜で数サイズに乗る径の違うフライパンと鍋を1枚でまかないたい人
スタンド機能付きツマミが台になり、立てて置ける調理台が狭く、外したふたの置き場に困る人

この表で迷うなら、ふだん作る料理で決めてください。

餃子や蒸し野菜のように仕上がりを見ながら火を止める料理が多いならガラス、パスタをゆでる鍋と兼用したいなら汎用タイプ、収納が引き出し1段しかないならシリコンという順です。

複数のフライパンをまとめて買い替える予定があるなら、フライパンセットの選び方でセット構成ごとのふたの付属状況を解説しています。

汎用ふたが向かない人と、その理由

「24〜28cm兼用」のように複数サイズに対応する汎用ふたは便利に見えますが、向かない場面があります。

段差や傾斜でサイズ差を吸収する作りなので、ぴったりの径で使う場合に比べて接地が線ではなく点に近くなり、蒸気が抜けやすいです。

少量の水で蒸し焼きにする調理では、途中で水が足りなくなることがあります。

また、汎用ふたはふた自体の直径が最大対応サイズに合わせてあるため、小さいフライパンに使うと大きくはみ出します。

収納のときにかさばり、20cmのフライパンと一緒に重ねるとバランスが崩れます。

1枚で済ませたい気持ちは分かりますが、よく使う径が1つに決まっているなら、その径の専用ふたを1枚持つほうが調理は安定します。

取っ手が取れるタイプのフライパンを使っている場合も注意が必要です。

これらは専用のふたが収納時の積み重ねを前提に設計されていて、汎用ふたを載せると重ねられません。

取っ手が取れるフライパンの選び方で、収納時の高さとふたの関係を解説しています。

フライパンのふたのサイズを測って決める手順

手持ちのフライパンに合うふたを一意に決めるには、3か所を測ります。

上端の内径、上端の外径、そして縁の反り具合です。

内径はふた選びの基準値、外径は汎用ふたや落とし込み式を使うときの上限、縁の反りはぐらつきの原因になります。

測り方は難しくありません。

フライパンを水平な台に置き、定規を上端に渡して内側の壁から反対側の内側の壁までを読みます。

注ぎ口がある場合は、注ぎ口のない方向で測ってください。

この値が26.0cmなら「26cm用」と表記されたふたが合います。

25.5cmのように中途半端な値が出たら、フライパン本体の品番でメーカーのサイトを調べ、適合するふたの品番を確かめるのが確実です。

収納場所から逆算する選び方もあります。

立てて収納するラックを使っているなら、ふたのツマミの高さがラックの仕切り幅に収まるかを測ってください。

ツマミが高いガラスふたは、仕切りに入らないことがあります。

フライパン収納の選び方で、立てる収納と重ねる収納それぞれのふたの置き方を解説しています。

28cmを使っている人はフライパンの蓋28cmの選び方に、その径で合うサイズの見分け方をまとめています。

ふたの手入れと、買い替えの見きわめ

ふたでいちばん汚れがたまるのは、ガラス板と金属枠のすき間、そしてツマミを留めているネジの周りです。

ここは水が抜けにくく、洗ったあとに伏せて置くと内側に水が残り、乾いたあとに白い跡になります。

洗ったら立てるか、ツマミを下にして水を切ってください。

食洗機に入れられるかは、本体表示と取扱説明書で確かめてください。

ガラス部分は対応でもツマミの樹脂は手洗い指定という製品があり、「ふたは食洗機対応」という一言だけでは部品ごとの条件まで分かりません。

ステンレスのふたに塩素系漂白剤を使うのは腐食の原因になるので避けてください。

買い替えを考えるのは、ガラスにひびや欠けが入ったとき、蒸気穴の周りの樹脂が割れたとき、そしてツマミがネジを締め直しても固定できなくなったときです。

ガラスのひびは加熱で広がる可能性があるので、見つけたら使うのをやめてください。

ツマミだけを別売りしているメーカーもあるので、本体ごと買い替える前に品番で部品の取り扱いを調べる価値はあります。

取り扱いは時期や販売店で変わるため、メーカーの問い合わせ窓口で確かめるのが早いです。

よくある質問

フライパンのふたは何サイズ持っておけばいいですか

よく使うフライパンの径に合う1枚が基本です。

26cmと20cmのように径が離れた2本を日常的に使っているなら2枚、24cmと26cmのように近い径なら、大きいほうに合わせた1枚で代用できる場合があります。

ただし小さいフライパンに大きいふたを乗せると蒸気が横から抜けるので、蒸し焼きを頻繁にするなら径ごとに揃えたほうが仕上がりは安定します。

ガラスのふたは電子レンジに入れられますか

製品によって違うので、本体表示と取扱説明書で確かめてください。

強化ガラス部分が対応していても、金属枠やツマミのネジが非対応で、レンジ不可となっている製品があります。

ふただけをレンジで使う場面はあまり多くないので、迷うなら入れないでください。

蒸気穴がないふたを使っても大丈夫ですか

吹きこぼれやすくなります。

蒸気穴は内部の圧力を逃がすためのもので、穴がないふたで水分の多い料理を加熱すると、ふたが持ち上がって汁が縁から流れます。

穴のないふたを使うなら、少しずらして乗せて蒸気の逃げ道を作るか、火力を落としてください。

シリコンのふたは強火で使えますか

耐熱温度の表示を確かめてください。

製品ごとに上限が違い、表示を超える温度で使うと変形や劣化の原因になります。

ふちがフライパンの外側に垂れると炎が直接当たることがあるので、ガスコンロで使うときはふたが外周からはみ出していないかを見てください。

鍋のふたをフライパンに流用できますか

径が合えば乗ります。

ただし鍋のふたは深さのある鍋に合わせて縁が立ち上がっている製品が多く、浅いフライパンに乗せると接地が不安定になることがあります。

鍋とフライパンの両方で使いたいなら、最初から兼用をうたった製品を選ぶほうが確実です。

フライパン鍋セットの選び方で、人数別のサイズと組み合わせを解説しています。

まとめ

ふた選びでいちばん失敗が多いのは直径で、フライパン上端の内径を測り、ふた側の「◯cm用」という適合表記で合わせるのが確実です。

素材は、仕上がりを見たいならガラス、割りたくないならステンレス、収納を優先するならシリコンという順で絞れます。

汎用ふたは1枚で複数の径をまかなえるかわりに密着が甘く、少量の水で蒸し焼きにする料理には向きません。

食洗機への対応は部品ごとに条件が違うので、ガラス・枠・ツマミのどれの話かを表示で確かめてください。

ぜひ本記事のタイプ別比較表とサイズの測り方の手順を参考に、手持ちのフライパンに合う1枚を選んでください。

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