京セラのフライパンの特徴|セラミック加工の選び方と注意点

京セラのフライパンを通販で検索すると、CF-20C-WBGとCF-G20D-WGRのように、同じ20cmでも型番の違う製品が並びます。
この2つは内面の加工も本体の素材も同じで、違うのは対応熱源です。
CF-20C-WBGはオール熱源対応、型番にGの入るCF-G20D-WGRはガス火専用で、電磁調理器(IH)では使えません。
内面のセラミック加工とPFAS不使用という性格はどのモデルにも共通しているので、京セラのフライパン選びは熱源と直径・深さを決めればほぼ終わります。
本記事では、オール熱源可とガス火専用の見分け方・直径と深さの選び分け・買う前に確認したい点を解説します。

キッチン小物ラボ編集部
キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
京セラのフライパンに共通するのはセラミック加工とPFAS不使用の表記
京セラのフライパンは、調理面がセラミック塗膜加工で、本体はアルミニウム合金、外面は耐熱塗装、柄はアルミニウム合金とフェノール樹脂という構成です(ガス火専用の深型28cmの素材表記)。
京セラは調理面の加工にPFAS・鉛・カドミウム、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン=フッ素樹脂成分)やPFOA(ペルフルオロオクタン酸=フッ素樹脂の製造過程で使われる化学物質)を使用していないとしています。
フッ素樹脂加工を避けたいという理由で探している人にとっては、この表記そのものが選ぶ理由になります。
仕上がりについては、セラミック加工は熱まわりが良く、遠赤外線効果で肉料理をジューシーに、魚をふっくら、野菜炒めをシャキッと仕上げるというのが京セラの説明です。
実際の焼き上がりは火加減と食材の量で変わるので、加工の名前だけで判断せず、下に書く熱源とサイズのほうを先に決めてください。
セラミック加工そのものの考え方を他ブランドと比べたいときは、グリーンパンのシリーズの違いで解説しています。
油をひいて使う前提の加工です
商品名にはどのモデルも「油使用」と明記されていて、油なしで焼く使い方は想定されていません。
お手入れについては、汚れが付きにくく、しつこい汚れにはメラミンスポンジが使えると案内されています。
研磨剤入りの洗剤や金属たわしを使ってよいかは製品ごとの取扱説明書で確認してください。
オール熱源可とガス火専用で、京セラのフライパンは二つに分かれます
見分け方は型番だけで済みます。
CF-20C-WBGやCF-26C-WBGのようにCFの次が数字のものはオール熱源対応で、電磁調理器でもガス火でも使えます。
CF-G20D-WGRのようにGが入るものはガス火専用で、商品名に「中火以下」という使用条件まで書かれています。
20cm・26cmの2点セットとして売られているセラブリッドはIH・ガス火対応です。
手持ちのコンロが電磁調理器なら、Gの付いた型番は候補から外してください。
型番表記から対応熱源を読む考え方は、IH対応フライパンの見分け方でも解説しています。
| モデル | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| オール熱源可 20cm(CF-20C-WBG) | 深さ5.2cm・600g、全長40.0cm | 一人分の炒め物や卵焼きが中心の人 |
| オール熱源可 26cm(CF-26C-WBG) | 深さ5.7cm・890g、全長47.0cm | 三人分以上の炒め物や焼き魚を作る人 |
| オール熱源可 24cm深型(CF-24SC) | 深さ6.6cm・840g、全長45.0cm | 炒め物と煮物を1つで済ませたい人 |
| ガス火専用 深型28cm | 深さ8.1cm・1050g、中火以下の指定 | ガスコンロで四人分をまとめて作る人 |
炒め物が中心か、煮込みもするかで直径と深さが決まります
一人分から二人分なら20cm
20cmは深さ5.2cm、重量600gで、ガス火専用のカームグリーン(CF-G20D-WGR)は590gです。
朝の卵焼きや一人分の野菜炒め、魚の切り身一切れならこの直径で足ります。
全長も40.0cmに収まるので、シンク下の引き出しに入れやすいサイズです。
三人分以上の炒め物には26cm
26cmは深さ5.7cm、重量890gで、全長は47.0cmになります。
もやし一袋を広げて炒める、切り身を2〜3切れ並べて焼くといった使い方では、20cmだと食材が重なって水が出ます。
片手で振るには重いので、振らずに菜箸で返す使い方が前提です。
煮物や揚げ焼きも兼ねるなら深型
深型は24cmで深さ6.6cm、ガス火専用の28cmで深さ8.1cmあり、汁気のある料理でも縁から溢れにくくなります。
ただし28cmは1050gと重く、洗うときも扱いが変わります。
深型をどこまで万能に使えるかという考え方は、深型フライパンのサイズと種類の選び方で解説しています。
20cmと26cmで290g違う重さと、色の展開
同じオール熱源可でも、20cmの600gと26cmの890gでは290gの差があり、24cm深型は840g、ガス火専用の深型28cmは1050gです。
毎日片手で持ち上げるなら、この差は直径よりも体感に響きます。
コンロの奥行きや引き出しの幅が足りるかは、ハンドルを含めた全長(20cmが40.0cm、24cm深型が45.0cm、26cmが47.0cm)で確かめてください。
色は、オール熱源可の20cm・26cmがベージュ、ガス火専用20cmがカームグリーン、ガス火専用の深型28cmがピンクという展開です。
このほかにウェブ限定カラーのダークグレーがあり、20cm(CF-20C-EC-WDG)・26cm(CF-26C-EC-WDG)・24cm深型(CF-24SC-EC)で用意されています。
限定カラーは通販向けの扱いなので、店頭で同じ色を探しても見つからないことがあります。
取扱いは店舗や時期で変わるため、色まで指定して買いたいなら商品ページの型番末尾まで照合してください。
京セラのフライパンを買う前に確認したい点
確認する順番は、型番のGの有無、直径と深さ、重量、そして色の順です。ガス火専用を選ぶ場合は「中火以下」という使用条件がそのまま日常の火加減の制約になるので、強火で一気に炒める習慣がある人は使い方を変える覚悟がいります。
食洗機に入れられるかどうかは、本体の表示と取扱説明書で確認してください。
本体が対応でも柄の樹脂部分の条件が別という製品があります。
生産国は製品ごとに異なり、ガス火専用の深型28cmは中国、20cm・26cmのセラブリッド2点セットはベトナムと表記されています。
加工面は使い込むほど状態が変わっていく部分で、焦げ付き方が変わってきたら買い替え時期を考える段階です。判断の目安はフライパンの寿命と買い替えサインで解説しています。
よくある質問
京セラのフライパンは電磁調理器で使えますか
オール熱源対応のモデル(CF-20C、CF-26C、CF-24SCなど)と、20cm・26cmのセラブリッド2点セットは電磁調理器とガス火の両方に対応しています。型番にGの入るガス火専用モデルは使えません。
油をひかずに調理できますか
できません。商品名に「油使用」と明記されていて、油をひいて使う前提の加工です。
焦げ付きはどう落とせばいいですか
しつこい汚れにはメラミンスポンジが使えると京セラは案内しています。それ以外の道具や洗剤を使ってよいかは、製品に付属する取扱説明書の手入れ方法を確認してください。
ダークグレーが店頭で見当たりません
ダークグレーはウェブ限定カラーとして案内されている色で、20cm・26cm・24cm深型に設定されています。店頭での取扱いは店舗や時期によって変わります。
まとめ
京セラのフライパンはどのモデルもセラミック塗膜加工とPFAS不使用という点が共通しているので、迷う要素は型番のGの有無で決まる対応熱源と、直径・深さ・重量だけです。
一人分中心なら20cmの600g、家族分の炒め物なら26cmの890g、煮物も1つで済ませたいなら深さ6.6cmの24cm深型が噛み合います。
ぜひ本記事の比較表とサイズごとの重さの数値を参考に、お使いのコンロと作る量に合う1枚を選んでください。




