グリーンパンのフライパン|シリーズの違いと選び方のコツ

グリーンパンのフライパンは、売り場で同じ「セラミックコーティング」「PFASフリー」の表示が並び、違いが見た目の色とハンドルだけに見えます。実際に仕様で差が出るのはコーティングの層構造とハンドルの形で、エーペックスはステンレス層に凸凹のエッチング模様を加えたうえでセラミックコーティングを2層にした構造、スマートシェイプはサーモロン・セラミック・ノンスティックコーティングを施したエントリーモデルという位置づけです。同じ26cmでも本体重量は1010gという表記のものがあり、毎日振るかどうかで選ぶ列が変わります。本記事では、グリーンパンのコーティングの考え方・シリーズごとの構造の違い・用途別の選び分け・買う前に見る表示を解説します。

キッチン小物ラボ編集部
キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
グリーンパンのフライパンが選ばれている理由はコーティングの中身
グリーンパンは、セラミック・ノンスティック・クックウェアを発明したブランドとして自社で説明しており、製品はPFOA(ペルフルオロオクタン酸)やPFAS(ペルフルオロアルキルスルホン酸)、鉛やカドミウムを含まないとしています。有毒ガスや持続性汚染物質も排出しないというのが、同社が公表している主張です。
ここで読者が確かめたいのは、その表示がどのシリーズまで共通なのかという点でしょう。グリーンパンのフライパンは、エーペックス・スマートシェイプ・メイフラワー・ストゥディオ・クリックシェフのいずれもセラミックコーティングとPFASフリーを掲げており、この点でシリーズ間の差はありません。差が出るのは、そのコーティングを何層でどう乗せているかと、本体の重さ・ハンドルの作りのほうです。
熱源の対応も、ここで挙げたシリーズはガス火とIH(200V IH対応)の併用が可能と表記されています。IHだから選べない列があるという悩み方はしなくて済みます。
グリーンパンのシリーズの違いを表で比べる
現行で手に入りやすい4シリーズを、構造とハンドルの作りで並べます。色の表記はあくまで商品ページに記載のあるものです。
| シリーズ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| エーペックス | ステンレス層に独自のエッチング(凸凹)模様を加え、PFASフリーのセラミックコーティングを2層に施した構造。20cmは705g、26cmは1010gと表記 | コーティングの持ちを優先し、重さを許容できる人 |
| スマートシェイプ | エントリーモデル。本体とハンドルをブラックで統一。サーモロン・セラミック・ノンスティックコーティング。28cmは全長48.8×幅28.8×高さ10.2×深さ5.3cm | 最初の1本として深さのある大きめを1枚だけ買う人 |
| ストゥディオ | ブラックのボディにゴールドのハンドル。ハンドルが中空で軽い。26cmは全長47.2×幅27.1×高さ7.8×深さ4.2cm | 浅めの形で返しやすさと軽さを取りたい人 |
| クリックシェフ | ハンドルが取り外せる。単品のほか、フライパン・鍋・ハンドルをまとめたセットがある | 収納場所が狭い人、オーブンまで使う人 |
表の数値を見比べると、同じ26cmでもストゥディオは深さ4.2cmで浅く、スマートシェイプの28cmは深さ5.3cmあります。炒め物の量が多いほど深さが要るので、直径だけで選ぶと量が入らない、または返しにくいという食い違いが起きます。
用途から選ぶグリーンパンのフライパン
卵焼きや少人数の朝食に使う
20cmのエーペックスは全長37.7×幅21.6×高さ7.5cmで705gと表記されており、片手で持ち上げる場面が多い用途ではこの重さが基準になります。1〜2人分の目玉焼きや少量の炒め物を1日に何度も作るなら、26cm以上より扱いやすい寸法です。
家族分の炒め物をまとめて作る
深さのある大きめが要るので、スマートシェイプの28cm(深さ5.3cm)が噛み合います。ただし大きいぶん重量は増え、エーペックスの26cmで1010gという表記を踏まえると、28cmクラスは両手を使う前提で考えてください。コンロの五徳とレンジフードの奥行きに収まるかも、全長48.8cmという数字で事前に測れます。
収納場所が狭い、オーブンも使う
クリックシェフはハンドルを外して重ねられるので、調理後に取っ手を外すだけで収納の厚みが減ります。4点セット(フライパン26cm・20cm、ハンドル、保護マット)とAmazon限定の5点セット(フライパン26cm、ソースパン16cm、エッグパン21×17cm、ハンドル、ガラス蓋)は、どちらもガス火・IHのほかオーブン350℃までの使用が可能と表記されています。鍋ごとオーブンに入れる料理をするなら、この対応表記のあるシリーズから選ぶのが確実です。
食洗機への対応と手入れで見る注意点
クリックシェフのセットは食器洗い乾燥機の使用が可能とされていますが、メーカーはコーティングを長持ちさせるために手洗いを推奨しており、ガラス蓋とハンドルは食洗機不可と明記しています。同じ箱の中でも部品ごとに扱いが違うので、本体が対応だから全部入れられるとは考えないでください。
シリーズごとに表記が異なるため、食洗機に入れたいなら購入前に商品ページと取扱説明書の両方で確認するのが前提になります。グリーンパンに限らず、セラミックコーティングのフライパンは空焚きと急冷でコーティングが傷みやすいので、メーカーが指定する手入れ方法に従ってください。
予熱の目安も公表されています。スマートシェイプの28cmは中火で1分半〜2分程、ストゥディオの26cmは中火で1分〜1分半程と推奨余熱時間が示されており、強火で一気に温める使い方は想定されていません。鉄のフライパンのように高温で焼き付ける調理を前提にしているなら、魔法のフライパンの特徴で解説している鉄の厚みと熱の持ち方のほうが目的に合います。
サイズと色の展開はシリーズごとに限られる
グリーンパンのフライパンは、シリーズを選んでから直径を選ぶ形になります。エーペックスは20cmと26cm、スマートシェイプは28cm、ストゥディオとクリックシェフは26cmという表記が確認できる範囲で、どのシリーズにも全サイズが揃っているわけではありません。欲しい直径が決まっているなら、シリーズを先に決めるとその直径が無いという行き違いが起きます。
色はシリーズと結びついています。ストゥディオはブラックのボディにゴールドのハンドル、クリックシェフの単品はホワイト、メイフラワーの26cmはスモーキーブルー、スマートシェイプの28cmは本体とハンドルがブラックで統一という表記です。同じシリーズで何色も選べるという作りではないので、色から入ると選べるシリーズが絞られます。
なお、取扱いのあるサイズや色は店舗や時期で変わります。セット品はAmazon限定という表記のものもあり、同じ構成が他の経路で並ぶとは限りません。ホームセンターの売り場でまとめて見比べたい場合は、カインズのフライパン一覧で解説しているような店頭の並び方と比べて、どちらで買うかを決めてください。
買う前に商品ページで確認する4か所
見るべき場所は4つです。熱源の表記、深さを含む寸法、重量、そして食洗機の可否です。
- 熱源: 「ガス火・IH(200V IH対応)使用可能」と書かれているか。オーブンを使うなら「オーブン(350℃迄)使用可能」の表記があるか
- 寸法: 直径だけでなく深さ。ストゥディオ26cmは深さ4.2cm、スマートシェイプ28cmは深さ5.3cmと差があります
- 重量: エーペックスは20cmで705g、26cmで1010gという表記。毎日振るなら数字を先に見ておく
- 食洗機: 本体・ガラス蓋・ハンドルで可否が分かれる場合があります
この4か所を押さえると、シリーズ名を覚えていなくても自分に合う1枚を選べます。他ブランドと迷っているなら、取っ手が外せる構造という共通点でスルットフライパンの特徴と選び方の目安で解説している比較軸も合わせて見ると、収納重視かコーティング重視かを決めやすくなります。
よくある質問
グリーンパンのフライパンは食洗機に入れられますか
シリーズと部品によって異なります。クリックシェフのセットは食器洗い乾燥機の使用が可能とされる一方、ガラス蓋とハンドルは不可と明記されており、本体もコーティングを長持ちさせるために手洗いが推奨されています。購入前に本体表示と取扱説明書で確認してください。
PFASフリーとはどういう意味ですか
グリーンパンは、自社製品がPFOA(ペルフルオロオクタン酸)やPFAS(ペルフルオロアルキルスルホン酸)、鉛やカドミウムを含まず、有毒ガスや持続性汚染物質も排出しないとしています。これはメーカーが公表している主張で、シリーズをまたいで同じ説明が掲げられています。
IHで使えますか
エーペックス、スマートシェイプ、ストゥディオ、クリックシェフはいずれもガス火・IH(200V IH対応)使用可能と表記されています。手持ちのIHの口径と、フライパンの底の直径が合うかは別の問題なので、設置しているコンロの対応範囲も確かめてください。
最初の1枚はどのシリーズを選べばいいですか
グリーンパンはスマートシェイプをエントリーモデルと位置づけています。炒め物の量が多く深さが要るなら28cm、1〜2人分が中心でコーティングの持ちを優先するならエーペックスの20cmという選び分けになります。
セット品と単品ではどちらがいいですか
フライパンを2枚以上使い分ける予定があり、ハンドルを共用して収納を減らしたいならクリックシェフのセットが噛み合います。すでに鍋が揃っているなら単品で足りるので、セット内容に自分が使わない鍋が含まれていないかを先に確かめてください。
まとめ
グリーンパンのフライパンは、セラミックコーティングとPFASフリーという土台がシリーズ共通で、選択の差はコーティングの層構造とハンドルの作り、そして深さと重量に出ます。コーティングの持ちを優先するならステンレス層にエッチング模様を加えて2層にしたエーペックス、最初の1枚で深さが欲しいならスマートシェイプの28cm、収納とオーブンまで考えるならハンドルが外せるクリックシェフという並びです。
食洗機の可否は本体・ガラス蓋・ハンドルで分かれるので、買ってから洗い方で困らないように表示を先に読んでください。ぜひ本記事のシリーズ比較表と、商品ページで確認する4か所を参考に、自分の調理量とコンロに合う1枚を選んでください。


