ティファールの深型フライパン|サイズと種類の選び方は?

ティファールの売り場で深型のフライパンを探すと、商品名に「深型」と書かれたものがなかなか見つかりません。
深さのあるモデルは、ティファールでは「ウォックパン」という名前で並んでいるためです。
インジニオ・ネオのウォックパン28cmは深さ8.0cm・満水容量4.4Lで、同じ内径28cmのフライパン(深さ4.8cm・満水2.8L)と比べると、入る量が1.5倍以上あります。
同じ28cmという数字でも、できる料理がここまで変わります。本記事では、ティファールで深型にあたるモデルの見分け方・深さと容量の比較・用途別の選び分け・買う前に確認する点を解説します。

キッチン小物ラボ編集部
キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ティファールの深型フライパンは「ウォックパン」という名前で並んでいます
ティファールの商品名は「フライパン」「ウォックパン」「ソースパン」で分かれていて、このうち深型にあたるのがウォックパンです。商品名には「炒め鍋」「中華鍋」が併記されることもあるので、深型という言葉で検索しても出てこないのに、炒め鍋で探すと見つかるという食い違いが起きます。
深さの差は数値で見るとはっきりしています。
インジニオ・ネオ ロイヤルブルー・インテンスの場合、フライパン28cmが深さ4.8cm・満水容量2.8L・本体重量676gなのに対し、同じシリーズのウォックパン28cmは深さ8.0cm・満水容量4.4L・本体重量730gです。
内径は同じ28cmで、深さだけが3.2cm違います。
重さの差は54gしかないので、持ち上げたときの負担はほとんど変わりません。
いっぽう、ティファールのフライパン側は深さ4.4〜5.0cmの範囲におさまっています。
20cmで4.4cm、22cmで4.5cm、26cmで4.5〜5.0cm、28cmで4.8cmと、サイズを上げても深さはほとんど増えません。
深さがほしいなら、大きいフライパンを買うのではなくウォックパンを選ぶという判断になります。
深さと容量で見る、ティファールのフライパン主要シリーズの違い
ティファールはシリーズ名に色名が入る付け方をしているため、「インジニオ・ネオ ロイヤルブルー・インテンス」のように長い名前になります。深型を探すときに関係するのは、取っ手が外れるかどうかと、対応している熱源の2点です。
| シリーズ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| インジニオ・ネオ ロイヤルブルー・インテンス | 取っ手のとれるタイプ。ガス火専用。ウォックパン28cmは深さ8.0cm・満水4.4L・730g | ガスコンロで、深型を1本足したい人 |
| インジニオ・ネオ IHルージュ・アンリミテッド | 取っ手のとれるタイプでIH・ガス火対応。フライパン22cmは深さ4.5cm・満水1.7L・615g | IHクッキングヒーターを使っている人 |
| インジニオ・ネオ フレーズグレー 9点セット | オンライン限定。ウォックパン26cm(深さ7.9cm・632g)とフライパン26cm、ソースパン、ふたを含む構成。ガス火専用 | 一式まとめて買い替える人 |
| IHチタン・エクセレンス バニラベージュ | 取っ手が固定のフライパン。IH・ガス火対応。26cmは深さ4.6cm・950g | 取っ手を付け外しせずに使いたい人 |
取っ手のとれるインジニオ・ネオは、ウォックパンとフライパンで取っ手を使い回せるのが強みです。
9点セットに入っている専用取っ手は1本190gで、鍋の数だけ取っ手が増えないぶん、引き出しに重ねて入ります。
反対にIHチタン・エクセレンスは取っ手が固定で、26cmの本体重量は950gあります。
取っ手を含んだ重さなので単純な比較はできませんが、片手で振って使う想定なら、この差を一度持ち比べてから決めたほうが安全です。
フッ素加工以外の内面を検討しているなら、セラミック加工を主力にしているブランドとの違いをグリーンパンのフライパンのシリーズの違いで解説しています。
深型が向く料理と、浅型のフライパンで足りる料理
野菜炒めとチャーハン
葉物野菜を炒めると、かさが減るまでのあいだは鍋の中で山になります。
深さ4.8cmのフライパン28cmだと、この段階で返すたびに縁からこぼれます。
深さ8.0cmのウォックパン28cmなら、満水容量が4.4Lあるので、かさのある状態でも鍋の中で動かせます。
4人分をまとめて炒めるなら深型が噛み合います。
汁気のある煮込みと麺
水分を入れる料理では、深さがそのまま入れられる量になります。
満水容量2.8Lのフライパン28cmに対して、ウォックパン28cmは4.4Lです。
実際に調理に使えるのは満水容量の7割前後までなので、煮汁をはった状態で煮込む、ゆでた麺とソースをあわせるといった使い方では、この差が1人分ぶんの余裕になります。
揚げ物と焼き物
少量の油で揚げ焼きにするなら、油はねの範囲が狭くなるぶん深型が扱いやすくなります。
ただし、たっぷりの油で揚げるときは、鍋の対応熱源と使用上の注意を取扱説明書で必ず確認してください。
油の量と温度の上限はメーカーが指定しています。
一方で、肉や魚を1〜2枚焼いて焼き色をつけるだけなら、深型は縁が邪魔になるのでフライパンのほうが向いています。
鉄製で高温の焼き物を狙う選択肢もあり、板厚による違いは山田工業所のフライパンの板厚とサイズの目安で解説しています。
サイズと色の展開は、ガス火専用かIH対応かで分かれます
ティファールのシリーズ名は「インジニオ・ネオ」というシリーズ名に、「ロイヤルブルー・インテンス」「IHルージュ・アンリミテッド」「フレーズグレー」といった色の名前がくっつく形です。
ここで見るべきなのは色の好みではなく、名前に「IH」が入っているかどうかになります。
ロイヤルブルー・インテンスとフレーズグレーはガス火専用で、IHルージュ・アンリミテッドとIHチタン・エクセレンスがIH・ガス火対応です。
ウォックパンのサイズ展開は、単品で28cm、9点セットの中に26cmという形で確認できます。
26cmのウォックパンは深さ7.9cm・本体重量632g、28cmは深さ8.0cm・730gなので、深さはほぼ同じで内径だけが違います。
2人分までなら26cm、3〜4人分をまとめて作るなら28cmという分け方で十分です。
IHクッキングヒーターで深型を使いたい場合は、商品ページの対応熱源の表示を1件ずつ確認してください。
同じインジニオ・ネオでも、色の名前が違えば対応熱源が違います。
オンライン限定として売られているモデルもあるため、取扱いは店舗や時期によって変わります。
ティファールの深型を買う前に確認する取っ手と内面
取っ手を共有できるかどうか
すでにインジニオ・ネオを持っているなら、深型を本体だけ買い足せます。
ただし取っ手のとれるタイプかどうかは商品名で判断できるので、「取っ手のとれる」の表記があるかを買う前に見てください。
IHチタン・エクセレンスやハニーゴールドは取っ手が固定されたフライパンで、取っ手の付け外しはできません。
内面の加工と手入れの指定
ハニーゴールドのフライパンは、PFOAなどの有害物質を使っていないとティファールが案内しています。
加工面の寿命を縮めないための使い方や、食器洗い乾燥機に入れてよいかどうかは、製品ごとに条件が違います。
本体表示と取扱説明書で確認してください。
本体は対応でも、金属製の調理器具は不可と指定されていることがあります。
日本正規品かどうかの見分け
ティファールは、日本正規品は品質表示と取扱説明書が印刷された台紙または個装箱で梱包されていると案内しています。
深型は使用上の注意が浅型より多くなるため、取扱説明書が付いているかは確かめておきたいところです。
ホームセンターで実物を見て選ぶなら、カインズのフライパンの種類とサイズの選び方の目安で売り場での比較の仕方を解説しています。
よくある質問
深型フライパンとウォックパンは同じものですか
ティファールでは、深さのあるモデルがウォックパンという商品名で売られています。
商品名に「炒め鍋」「中華鍋」が併記されることもあります。
深さ8.0cmのウォックパン28cmと深さ4.8cmのフライパン28cmは、内径は同じで深さだけが違う別の製品です。
28cmの深型は一人暮らしには大きすぎますか
ウォックパン28cmは満水容量4.4Lで、3〜4人分を一度に作る量に合わせた大きさです。
1人分を毎日作るだけなら、深さ7.9cmで内径が2cm小さい26cmのほうが扱いやすくなります。
ただし26cmは9点セットの構成品として確認できるサイズなので、単品で探すなら取扱いを販売ページで確認してください。
取っ手のとれるタイプに深型はありますか
インジニオ・ネオ ロイヤルブルー・インテンスのウォックパン28cmは、取っ手のとれるタイプです。ガス火専用なので、IHクッキングヒーターで使う場合は対応熱源の表示を確認してください。
食器洗い乾燥機に入れられますか
対応しているかは製品ごとに違うため、本体表示と取扱説明書で確認してください。本体は対応でも取っ手やふたは手洗い指定という組み合わせがあります。
まとめ
ティファールで深型を探すなら、商品名の「ウォックパン」を目印にしてください。
インジニオ・ネオのウォックパン28cmは深さ8.0cm・満水4.4Lで、同じ内径のフライパン28cm(深さ4.8cm・満水2.8L)より1.6L多く入る一方、重さの差は54gにとどまります。
かさのある野菜炒めや汁気のある料理をまとめて作るなら、大きいフライパンではなく深型を選ぶほうが噛み合います。
そのうえで分かれ道になるのが、ガス火専用かIH対応か、取っ手が外れるかの2点です。
シリーズ名に「IH」が入っているかと、「取っ手のとれる」の表記があるかで判断できます。
ぜひ本記事の深さと容量の比較表と、買う前に確認する3点を参考に、自分のコンロと作る量に合う1本を選んでください。





