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関孫六の包丁研ぎ器の使い方|手順と回数の目安・注意点

関孫六の包丁研ぎ器の使い方|手順と回数の目安・注意点

包丁の切れ味が落ちてきて「関孫六」で検索すると、3段階のダイヤモンド・セラミックシャープナーAP0308と、#4000の仕上砥石AP0332が同じブランド名で並びます。

この2つは役割がまったく違う道具で、AP0308は溝に差して手前に引くだけの研ぎ器、AP0332は砥石台と蓋が付いた本格的な仕上げ用の砥石です。

どちらを買うかを切れ味の落ち具合ではなく「毎日どれだけ手をかけられるか」で決めないと、箱から出したきり使わなくなります。

本記事では、関孫六の研ぎ道具の違い・波刃や用途別の選び分け・買う前に見る表示まで解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

関孫六の研ぎ道具が選ばれている理由は、角度を自分で作らなくていい構造にあります

砥石で研ぐときにいちばん難しいのは、刃を一定の角度で当て続けることです。

関孫六のシャープナーAP0308は、包丁をスロットの溝に差し込んで手前にまっすぐ数回引く構造で、貝印は「砥石のように難しい角度調節の技術が不要なため、誰でも包丁のお手入れが行えます」と案内しています。

角度を手で覚える工程を道具側が肩代わりしている、と考えると分かりやすいです。

もうひとつの特徴が、研ぎ石を3段階に分けている点です。

AP0308は粗砥ぎにダイヤモンド、中研ぎと仕上げ研ぎにセラミックを使い、順番に通す設計になっています。

研ぎ器というと一段で済ませる製品もありますが、荒い石で刃を付けてから細かい石で整える流れは、砥石で研ぐときの手順と同じ考え方です。

番手ごとの役割そのものは砥石の番手の使い分けで解説しています。

シャープナーと砥石、関孫六の3製品はどう違うのか

ファクトとして確認できる関孫六および貝印の研ぎ道具を、用途の違いで並べます。

製品特徴向いている人
関孫六 ダイヤモンド セラミック シャープナー AP0308粗砥ぎ(ダイヤモンド)・中研ぎ・仕上げ研ぎ(セラミック)の3段階。溝に差して手前に引く。使用後はスライドして折りたたみ収納研ぎに時間をかけず、切れ味が落ちたら数回引いて戻したい人
関孫六 仕上 砥石 #4000 AP0332白色アルミナの仕上砥石。研ぎ台と蓋を兼ねたABS樹脂の収納ケース付き。240×95×50mm、696g中砥石まで持っていて、仕上げの一手間を足したい人
貝印 波刃が研げるシャープナー独立サスペンション方式で、刃の形状に合わせて砥石の位置が動くパン切りナイフなど波刃の包丁を持っている人

表の3つは置き換えの関係ではありません。

AP0308は刃を付け直すところから仕上げまでを1台でまかなう道具で、AP0332は#4000という細かい番手だけの砥石です。

切れ味が完全に無くなった包丁をAP0332だけで復活させようとすると、刃を削る工程が足りないまま磨くことになります。

用途別に見る、関孫六の研ぎ道具の選び分け

毎日使う三徳包丁を、月に数回手入れしたい

AP0308のように溝に差して引くタイプが噛み合います。

包丁をまっすぐ手前に引く動作だけなので、流し台の横で数分で終わり、使ったあとは本体をスライドさせて折りたたみ、研ぎ部がケースに収まる構造です。

引き出しに入れておけるので、研ぎを思い立ったときに出す手間が減ります。

砥石で研いでいて、仕上げの段階を足したい

すでに中砥石を持っているなら、#4000のAP0332が仕上げ用に噛み合います。

研ぎ台と蓋を兼ねた収納ケースが付いているので、砥石を置く台を別に用意しなくて済むのが実用面の違いです。

#3000台から上の番手をどこまで使い分けるかは砥石3000番の役割で解説しています。

パン切りナイフなど波刃を研ぎたい

波刃は専用の製品を選んでください。

貝印は、従来の一般的な研ぎ器では波刃の頂点(凸)部しか研げず凹部はまったく研げないこと、そのまま研いでいくと波形状が崩れて切り刃の性能を損ねることを説明しています。

波刃が研げるシャープナーは独立サスペンション方式で、刃の形状に合わせて砥石の位置が調整される作りです。

手持ちの包丁が波刃かどうかは、刃を上から見て波打っているかで判断できます。

関孫六のシャープナーを使うときの手順と力加減

AP0308の使い方は、包丁をスロットの溝に差し込み、手前にまっすぐ数回引くだけです。

押して戻す往復ではなく、引く動作だけを繰り返す点に注意してください。

段が3つに分かれている製品では、粗砥ぎから中研ぎ、仕上げ研ぎの順に通します。

切れ味が少し鈍ってきた程度なら、粗砥ぎを飛ばして中研ぎ以降だけで足りることもあります。

斜めに引くと、刃先が溝の中で傾いたまま削られます。

まな板に対して包丁を垂直に下ろすときと同じく、刃の背が傾かないようにまっすぐ引いてください。

何回引けば戻るかは刃の摩耗の程度で変わるので、数回ごとに紙やトマトの皮で確かめながら足していくほうが削りすぎを避けられます。

回数と力の加減はシャープナーの研ぎ方で解説しています。

砥石AP0332で研ぐ前に確かめること

AP0332は白色アルミナの#4000という細かい砥石なので、使う前に水を含ませる必要があるかどうかを取扱説明書で確認してください。

番手が細かい砥石は減り方が目立ちにくいぶん、中央がくぼんだまま使い続けると刃先の当たる位置がずれます。

平らに戻す作業については砥石の面直しのやり方で解説しています。

収納ケースの研ぎ台と蓋はABS樹脂、滑り止めは熱可塑性エラストマーで、どちらも耐熱温度は80℃と表記されています。

熱湯をかけて洗ったり食器乾燥機に入れたりすると変形する可能性があるので、洗い方はメーカーの案内に従ってください。

本体重量は696gで、砥石としては手元に置いておける範囲です。

これから一式そろえる場合は、荒砥から仕上げまでを1枚でまかなう両面砥石の選び方と比べてから決めると無駄が出にくいです。

買う前に売り場と商品ページで見ておく3点

確かめるのは、手持ちの包丁の刃の形・刃の素材・自分がかけられる時間の3つです。

刃が波打っているなら一般的な研ぎ器では凹部が研げないので、波刃対応をうたった製品かどうかを商品説明で見てください。

セラミック包丁や片刃の和包丁は、製品側が対応をうたっていない限り使えないことがあるので、対応包丁の表記を必ず読みます。

時間については、包丁を研ぐのに10分以上かけられるかで分かれます。

かけられないなら溝に差して引くタイプ、かけられるなら砥石を選ぶ、という分け方で後悔が減ります。

研ぎ器側の対応サイズや使える包丁の範囲は包丁研ぎ器の選び方、砥石を使う場合の角度と回数の目安は包丁の研ぎ方で解説しています。

なお、どの製品も店舗や時期によって取扱いが変わるので、在庫は購入先で確認してください。

よくある質問

関孫六のシャープナーは何回引けばいいですか

回数は刃の摩耗の程度と包丁の硬さで変わるため、一律の数字は示されていません。

数回引いたら切れ味を確かめ、足りなければ追加する進め方が安全です。

引きすぎると刃を余計に削ることになります。

ステンレス包丁にも使えますか

一般的な両刃のステンレス包丁は多くのシャープナーが対象にしていますが、製品ごとに対応包丁が決められているので、商品ページの表記を確認してください。ステンレス材を砥石で研ぐ場合の番手と角度の目安はステンレス包丁の研ぎ方で解説しています。

AP0332の#4000だけで研げますか

#4000は仕上げ用の細かい砥石なので、刃が大きく欠けていたり切れ味がまったく無くなっていたりする包丁を1枚で戻すのは難しいです。中砥石で刃を付けてから仕上げに使う組み合わせが前提の番手だと考えてください。

シャープナーで研いだあとに砥石も使ったほうがいいですか

AP0308は粗砥ぎから仕上げ研ぎまでを1台で通す構造なので、普段の手入れとしてはこれだけで完結します。より細かく整えたい場合に仕上砥石を足す、という順番で考えると道具が無駄になりません。

収納ケースは食洗機に入れられますか

AP0332の研ぎ台と蓋はABS樹脂、滑り止めは熱可塑性エラストマーで、いずれも耐熱温度80℃と表記されています。食洗機に入れられるかどうかは製品の取扱説明書で確認してください。

まとめ

関孫六の研ぎ道具は、溝に差して引くだけで3段階を通すAP0308と、#4000の仕上砥石AP0332とで役割が分かれています。

角度を自分で作る手間を省きたいなら前者、すでに中砥石を持っていて仕上げを足したいなら後者、という分け方がそのまま答えになります。

波刃の包丁は凹部が研げない問題があるため、独立サスペンション方式のように対応をうたった製品を選んでください。

ぜひ本記事の比較表と「買う前に見ておく3点」を参考に、手持ちの包丁の刃の形と、研ぎにかけられる時間から選んでください。

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